下の老化

■下の老化
 昨日のことを思い出した。書店の登山コーナで山の本を物色していたら、若い2人連れが来て会話しているのがいやでも耳に入る。話の内容から「下の廊下」に挑戦するようだ。しかし、その時の自分は「下の老化」と聞こえてしまった。
 今日、はっきりと2年で定年と宣言した。サイは投げられた。後は、背水の陣で過ごすしかない。
 最近の老化で自覚症状があるのは;
 1.テレビの字幕が見えなくなった
 2.五十肩で上がらない
 3.ゴルフで痛めた腰痛が治らない
 4.髪の毛が白くなった
 5.リュックを背負って長時間歩けない
 6.すぐに眠くなる
 7.寝ても寝ても眠たい
 8.どきどき、目が回り、吐き気がし、下痢を引き起こす
 9.キレが悪くなった
10.声がかすれる
11.本が読めない
12.集中力が長続きしない
13.好奇心が乏しくなった
14.すぐに諦めるようになった
15.何を忘れたかを忘れている

 まだまだあったが別の機会に譲る


■「曠野より」(栗坪良樹著、ふらんす堂、2011年)を読む。
 後書きで分かった。この本は古稀70を迎えた時に一夏で書き上げたもので、誕生から15歳までの半自伝であった。
「残像」
「読書するのにこう読まなくてはならない〜金持ちの自慢話のような読書にやたら感心するようになる〜本の中の相手に向かっていく、相手の感情に向かっていく、自分の感情をぶっつけて鍛えていく、感情教育だよ」
「札幌の大書店富貴堂丸善〜」
「〜精神的向上心のない者は馬鹿だ、〜」
「私の脳裏にあった残像の歴史」