区切り

■区切り
 午前中は実習場内で八掛け支柱の練習であり、今回でこの科目は終了する。まず、学校の樹木に作った支柱を取り外す作業から始まった。自分たちのペアは進んでいたので、5本立ての支柱を製作した。まだ、針金が整然と巻けてないがこれで終わる。
 何日かおいて、支柱の第二ラウンドが始まる。街路樹や公園などでよく見かける、鳥居型支柱と門構えの松の下に支える支柱である。
 午後は土壌改良であり、これも今回で終わる。午後からは、掘って、掘って、また掘ってとスコップワークで疲れた。終わったと思ったら、堆肥を松の下に敷き詰めるというマルチングである。一輪車で何往復したか忘れるほどのハードワークであった。
 来週からは、太さ10cm程度もあるモチの木を掘って、根巻きして、トラックに積んで、他の場所に移植する科目が始まる。2日程度で終えるという。生徒の体力次第だという。

■「本に語らせよ」(長田 弘著、幻戯書房、2015年)を読む。(後半)
「奴隷となって生きるくらいなら、死を選ぶ」
「〜英雄を必要とする国が不幸なんだ。」
「考えることができなければ、読むことはできない。」
「不動の心はどこにも止まっていないゆえ、自由自在に動くのだ。」
「心こそ心迷いはす心なれ、心に心心ゆるすな」(沢庵)
「歯は、すべてだ。」
「八方〜東西南北と天地、さらに地下を加えて七方〜もう一つの空間〜死者の生きる空間」
「天にあって鳴るものを雷という、地にあって鳴るものを震という、人にあって鳴るものを屁という」
「Boy‘s,be ambitous!は少年よ、野心を持て」
「詩人という生き方というものは〜詩塊をもって自分の時代を生きる〜」
「詩は合鍵です。」
「読書は発見である。」
「他人の目や歯を傷つけておいて、報復に反対したり、寛容を主張するような人間」
「毎日することを仕事というならば、読書が仕事だ。」
「本は記憶の器である。」
「忍耐にまなぶのが知恵だ。」
「樹は枝である。」