冬支度

■冬支度
◎落葉踏み我が人生も冬支度    禅智
 初夏には緑の壁のようになっていた工場の樹木達も低くなっている。近づいて見ると枝は剪定されており、かなり大胆に途中から切ってある。この時期どの家庭でも剪定作業があるようで、ゴミ出し日にはひもで括られた枝が山になって出される。
 今日は図書館経由で職場に向かう。小学校の校庭の脇を通るが落葉の上を歩くことになる。ミシミシという音は小気味いい。
 もう冬支度なんだなあ、と思いながら歩いているとポツポツと雨が降って来た。傘を差すまでもないのでそのまま行こうとしたが、リュックの中には図書館の本が入っているので折りたたみ傘を差す。降水確率は20%だったがこの意味も良く知らない。
 今年は冬山登山をしようかしまいかと悩んでいるが、昨年はできなかったので今年は無理のない範囲でやろう。年末年始で登れる百名山を物色中である。


■「里山の植物ハンドブック」(多田多恵子著、NHK出版、2009年)を読む。
 ハンドブックは調べるための本であるが、覚えるために読んでいる。この本は二度見した。最初は、ざっと写真だけ目を通し、ついで詳しく読む。四季に分けられているので、秋、冬、春、夏の順に読む。でも、9割ほど忘れてしまう。それでいいのだ。10回もやれば3割ほど覚えることができるだろう。この手の本は、毎回読んでおきたい。
 今買っている図鑑は立山関係であるが、一般的な知識も必要だろう。