暗い道

■暗い道
◎暗い道我の未来を占えし    禅智
 朝は雨上がりであった。天気予報は晴れであったので、傘を持たずに家を出たが、水たまりに雨足が見え傘を取りに戻る。霧雨のようで敢えて差さなくても良かったようだ。念のためであった。
 午前中から晴れ間が広がり、この季節特有の雰囲気になった。
 夜帰宅路を行くが、暗い。空には雲が無いように見えたが月が出ていないようだ。新月かな?と、帰宅後調べると11月は22日であった。ちょうど月の位置に厚い雲があったようだ。
 
■「幸せになる百通りの方法」(萩原 浩著、文藝春秋、2012年)を読む。
 割と読みやすかった。雑誌に掲載されたものをいくつか集めた書物であった。
「サラリーマンにとって、本当に恐ろしいのは、職を失うことよりも、職場でのプライドを失うことだ。」
「私がクビになることを知ったとたん、部下たちは私が何を言っても聞こえないふりをし、目も合わせてこなくなった。」
「ちょうどこのベンチに毎日、あなたのように座っていました。」
「ベンチマン」
「やり直すのに、遅すぎることはない。」
「人生は11勝10敗と心得よ。」
「傷のいいところはね。病気と違って、少しずつ治ることだよ。昨日より今日、今日より明日って」