初氷

■初氷
◎初氷凍てつく顔に笑顔あり   禅智
(はつごおり・いてつくかおに・えがおあり)
 寒い朝であった。ファンヒーターの電源を入れると設定温度と室温が表示される。室温は15℃と出る。天気予報は晴れであった。通勤路を歩くと立山連邦が見える。久しぶりという感じがする。今でもあの山に登っている人がいるのだろうなあなどと思いながら歩く。道端に溶けきらない雪の塊が散在する。恐るおそる足を乗せる。体重を掛ける。沈まない!固雪渡りができた。少しは痩せたか?と無意味な自問自答をする。歩道では融雪の水が凍ってスケートリンク状態になっている。これは危険である。山道を歩くように慎重に進む。今年になって初めて氷を見たと思う。初氷だ。
 天候がいい日はうれしくなる。帰りは早足で帰る。すねが痛くなるくらいの速さで、2kmを15〜20分くらいの速さだと思っている。ああ、ほかほかだ!

■「ライフワークで豊かに生きる」(本田 健著、ゴマブックス、2002年)を読む。
「お金をもらわなくてもいいくらい楽しい仕事、それがライフワークです。」
「人生の逆境や苦しみ、悲しみのなかに、『最大の幸せの種』も眠っている」
「ライフワークとは、自分の中にある幸せの源泉から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、まわりと分かち合う生き方です。」
「その人の考え方が、人生を規定する。」
「先生選びで人生が決まる」
シンクロニシティとは、人生で起こる不思議な偶然という意味」