低温

■低温

 昨晩から降り続いた雪は、朝方5cmほどに積もっていた。今読んでる本に夢中になって眠りについたのが午前2時ごろだったので、寝不足気味で起きる。

 今日の予定を確認すると市役所となっている。マイナンバーカードの手続きであったようだ。しかし、雪がひどいのと、気温が低く日を変更することにした。

 家を出た時点では、セカンドオフィスまではバスで行こうと考えていたが、風が弱く雪は降っているが歩けないことはないのでそのまま歩く。

 今日は指定席は空いていた。しかし、眠気が勝り常連さんに起こされるまでうつらうつらしていたようだ。

 常連さんは1名であった。今日は水曜日でここの街は休みである。話は銀座の画廊の話で盛り上がった。

 二人で店を出て、デパチカに向いそこで別れる。

 今日の昼食は何にしようか、とまだ考えがまとまらない。メニューが一巡したためである。考えならが帰路に着く。少し行ったところで、知人のTさんからランチのお誘いが入る。これは、都合がいいねえ。近くでピックアップしてもらい昼食場所に向かう。

 ラーメン屋さんであるが、インパクトのあるラーメンだという。チャーシューが大きい店であった。味は塩味であった。

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 昼食後は腹ごなしも兼ねて散策する。今日は、環水公園に向かう。

 ミコアイサが来ていた。

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 外は寒かった。気温が低かったのだろう。コーヒーを飲みに行き、そこで別れた。

 雪がひどいので自分は店で待機する。雪は断続的に降っているので、晴れ間を狙って店を出る。融雪がすごいことになっている。これでは歩けない。

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 帰宅後は暖をとってなご成る。今日は家人が遅出なので夕飯も作らなければならない。雪がひどく、気温も低いので買い物に出る気にならずあるもので済ますことにした。サイコロステーキのチャーハンを作る。食べ始めて卵を入れ忘れていることが分かったが、まあ味に大きな変化はない。

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 眠気はピークであろうか。ファンヒーターの前からは離れられない。今日はこのまま眠ろうか。

■「勿忘草の咲く町で」(夏川草介著、角川書店、2019年)を読む。(その1)

「どうも現場にいない連中は、医師を全自動医療ロボットか何かだと勘違いしている~」

「~どんなに華やかに見える人生にも、意外なほどすぐそばに死というものが潜んでいるのだという事実~」

「人間、ひとりで生きてるわけじゃない」

「人という生き物が、いかに脆い存在であるかということを~」

「~正論だけではうまくいかないことが世の中にはたくさんある。」

「正しい治療などというのは世の中には存在しません。正義は常に主観と偏見の産物なのですから」

「八十歳のおじいさんの弁膜症を治療したために、二十二歳の女性が死亡したわけです。」

「この国はもう、かつての夢のような医療大国ではないんです。」

「人が生きるとはどういうことなのか。歩けることが大事なのか。寝たきりでも会話さえできれば満足なのか。~」

「花の美しさに気づかない人間を信用するな。」

「~高い評価を受けている。~その分だけ風当たりも強くなるのが現実であり、~」