弥陀ヶ原火山

弥陀ヶ原火山
 今日は、午後からジオパーク関連の研修会がある。御嶽山の噴火災害もあったり地獄谷の活発化もあったりと、地味な分野に光が当たっているようだ。立山町もヘルメットと毒ガス用マスクを山小屋に町費で準備したと報じていた。
 まずは、公園で本でも読もうと900cc97円のコーヒーをリュックに入れて向かう。しかし、霜が降りているようで座ることはできなかった。

 研修は、午後からであったが、私は午前中から出かけた。天気が良かったことと、梅の花を見たかったのである。さて、どこに咲いているか。宛もなく図書館方面に向かう。最悪、ファボーレの前の梅の花か!などとくだらない事を考えて いたち川沿いを歩く。川べりでは梅の花は見つけることができなかった。
 次に向かったのが越の国文学館である。遠くからも花が見えたので「やったぁ!」のポーズ。



 ここで、俳句の一句でも浮かぼうかとしばらくたたずんでいたが、何も浮かばずできるまで、梅の木とにらめっこした。
 「寒空に寂しさ一輪梅の花」  禅智
 梅の枝に鳥がとまっていて、自分が近づくと別の木に移った。カラスやスズメではなく全体が緑色の鳥であった。カメラを向けると飛んで行ってしまった。あれは、うぐいすではなかったろうか。花札のうぐいすに似ていたような気がしたからそうしておこう。何か、話が出来すぎているようにも思うが・・・・。
 少し寒く、時間もあったので雨の日用のメニューにする。図書館の椅子で本を読む。暖かく、静かで快適である。

 もうすぐ、昼である。ここから会場までは30分なので食べるところくらいあるだろう。見つからなければ向かいに牛丼屋さんがある。会場に近づくにつれ、モツウドンの店を思い出した。12時前なのに行列である。外で待っていたら、店の人が出てきて食券を買ってから待ってくれという。食券を販売機で買うと、その場で半券を切り10番の番号札を渡される。店の中は立つ場所もないくらいであった。

 少し早かったが会場に向かうと、入ることができた。
 130人も来ており、人気の高さがうかがえる。私も質問させてもらった。


 大学院の先生であり、資料は緻密であった。火山のことが少し分かったようだ。こういう研究にはもっと予算をつければいいと思う。