敬老の日

敬老の日
◎としよりがこの日を待って旅に出る  禅智
 今日は何の日だったかとカレンダーを見ると敬老の日であった。どうも敬老の日は9月15日という昔の感覚が抜けない。それで、秋分の日と飛び石を休みにすれば秋の連休が出来上がるのである。誰が名付けたかシルバーウイークというらしい。「〜らしい」というのは、今の職場ではすべて出勤日なので想像するしかないからだ。
 朝はうろこ雲ができている。鰯雲ではないので季語にはなっていないらしい。

 この時期の花はヒガンバナが代表的であろうが、白いのが咲いている。おそらく違った品種であろう。

 今日は祭日なので車道は空いている。鳥はスズメとカラスとドバトでムクは見かけなかった。
 赤江川では、いつもは橋の右側にいる赤白の錦鯉が左側でも見ることができた。

 昨日何気なくテレビを見ていたら、「老衰死」を取り上げていた。最後は苦しくないという説明もあった。延命治療をせず自然に人生を終える。素晴らしい事ではないか。
 自分は野垂れ死にが合っているように思う。
 毎年、敬老の日を選んで自殺される老人の方が多く。明日の新聞でも取り上げるのだろうか。狭い日本そんなに急いでどこへ行くのだろう。