クラクション

■クラクション
 朝6時過ぎに目覚め、NHKの食べ物番組を見る。その後は、クラッシク音楽をパソコンでかけて読書タイムである。その後、CNNニュースといういつものサイクルの始まりである。
 今日も、水を汲みに出かける。読む本もなくなった。曇りという予報であったが、日差しも出ており、カメラも持参だ。
 途中不快な現場に遭遇した。誰かが車のクラクションを大きな音で連打しているのである。1セット10回から15回を数セットである。想像するに、自分が車で出ようとしたところに、違法駐車の車が邪魔して出れないんだろう。その音には、怒りが込められていた。その後は、口論になりお互い嫌な一日を過ごすことになることは勝手であるが、気持ちよく散歩している部外者に不快な思いを強要することに対しては何も感じていないのだろうなあ。
 もう、自分のことでいっぱいなんだろう。心が貧弱になっているのだろう。
 ある意味で、かわいそうな人たちである。可笑しさが込み上げてくる。
 マイカーを放棄して10年ほど経つ。早くて便利な機械である。今後のライフスタイルを速さや便利さを追い求めないで、健康な生活にシフトしたところで、車が邪魔に成って来たので売却した。健康をお金で売っているようなものである。当時年間1万km走ると仮定して、年間30万円ほどかかっていたように思う。30円/kmの計算である。そのころは、10km先でも車で行っているメタボのダラな自分がいた。よく風邪をひいていた。しかし、マイカーを放棄してからは、風邪はひかなくなった。しかし、メタボは進化してしまった。予定では、腹筋は6つに割れなくてもいいから、せめて立ってつま先が見えるくらいに脂肪が取れているはずであった。困ったものだ・・・。これも、他の人に迷惑をかけているとすれば、人のことは笑えない。
 図書館に着いたら混んでいる。そうか、今日は日曜日であった。こんな日は、すごすごと帰るに限ると3冊ほど借りて来て家でごろ寝である。
 野鳥は撮れなかったが、過去に撮った写真で気に入っているのを掲載する。

■「会社員とは何者か?」(伊井直行著、講談社、2012年)を読む。
「どんな会社でも、精神的にダウンして会社勤めを続けられなくなる従業員がいるものだ」
「会社は従業員を冷酷な存在に変えてしまう非人間的な組織である。」
「社会の中では働くのは当たり前のことでありーーー日本国憲法は、勤労は国民の権利であり義務であると定めている」
高等遊民
「〜ストレスで変調をきたし〜」
「腰弁生活は、正に一片の哀史そのもの」
「倒産すればなくなる、辞めれば消えてしまうのが会社である。」
「以降、引きこもりのような生活が続く」
「より奴隷に近いのはホワイトカラーの方だ」