古洞の森

■古洞の森
 朝からいい天気である。今日も家人を送った後に山でも行こうかと考えていた。朝食後、遅出勤務と分かる。この場合は、昼に出発である。昼まで眠るというので、こっちもしっかりお付き合いで眠る。若い時は眠ることに対して、もったいないとか人生を短くしているという風に考えていたことがあったが、今は違う。この年齢になると眠るということは大事なことと分かった。
 さて、家人を送り届けたが時刻が中途半端である。山は中止であろう。ここで思いついたのが古洞の森である。長靴も積んでいる。まあ、空振りでもいいかなあという気持ちである。14時を過ぎているので、池の周り一周は無理である。新鮮な空気を少しでも吸えればいいか、と車を降りる。
 天文台側から回る。ウン? エッ! まさか! 30m前にりんごの里からさんが歩いている。そして、振り返られた。何の打ち合わせもしておらず、偶然である。まさに、奇跡的な偶然である。何かいいことがありそうな予感がする。
 ご一緒させていただいたが、やはり時間的に野鳥は出てくれない。何羽かは鳴いていたが、いつもより薄いようだ。
 どんぐり橋から水鳥を撮って帰ることにした。橋を渡ってすぐである。
 「あれ、何?」「ミサゴがいる」とりんごの里からさんがカメラを準備される。こっちもつられて撮影する。しかし、遠いなあ。300mmではこれが精いっぱいである。
①ミサゴ (図鑑登録) 超ラッキーである。(いいことがあった)

 長い間撮りたかった鳥である。知っている人に言わせると、ミサゴとかオオタカなどは、海岸のテトラポットの上にいつもいるとのこと。しかし、自分は出会っていなかった。
②橋の上に魚がいる。

 野鳥が魚を捕まえたのを落としてしまったのだろうか。それとも、干物を作るつもりでおいたのだろうか。魚がジャンプして橋まで飛び上がれるはずはない。面白い。
 古洞の池には、マガモコガモヒドリガモが見えた。ミコアイサが居たように見えたが遠すぎて識別不能であった。

 次いでなので、田尻池に向かう。今から行けば餌付けの時刻である。
③エサをもらうために陸に上がった鳥たち

オナガガモ (図鑑更新)

⑤池の中には、オナガガモの他にはキンクロハジロホシハジロが見える。