古洞の森

■古洞の森
 朝、いい天気だ。今日の予定はと確認すると、無料の牛丼を食べるのみである。
 しかし、こんな時にやりたいことがある。それは、灯油タンクへの補充である。この作業は屋根からの水滴が落ちる前にやらなければならない。まだ、凍っている場所をならしながら、買い置きの灯油40Lを入れる。そしてスタンドへ向かう。なんと売り切れであった。昨日のR8の渋滞の影響だろうか。
 予定を変更してカメラを持って古洞の森へ向かう。まず、最初に田尻池に行き、珍しい野鳥が来ていないかを確認する。

 10分ほど見ていたがいつもの、オナガガモホシハジロキンクロハジロオオハクチョウコハクチョウ、スズメであった。
 次いで、古洞の森へ向かう。スノーシューで歩いている人はいた。いいかもしれない!
 野鳥は薄いねえ。聞き慣れたヤマガラの声とシジュウカラの声がする。それと、シャックリのような声がする。これはアカゲラである。
 ヤマガラが群れで移動していた。

 この木はなんだろうねえ。

 ヤシャブシかオオバヤシャブシかヒメヤシャブシであろうが、見分けるポイントとして実の数となっていたが、どうも良くわからない。帰宅後、冬芽の形からオオバヤシャブシと判定する。
 天文台まで来てしまった。この先は進めない。マヒワにもお目にかかれずか。
 戻ることにする。
 ダムは凍っているのか、いつもいるマガモコガモの姿が無かった。

 シジュウカラが姿を見せた。

 相変わらずアカゲラが鳴いているが姿が見えない。だいぶ粘って顔を出したところを撮れた。そすけを向いている。まあ、ヨシとしよう。貧しき中にも一面子といったところか。

 用事と買い物をした後、無料の牛丼をいただく。
 昼下がり、昨日とは違ったコーヒーショップへ向かう。今回も大きなマイカップでショートサイズを頼む。

 そう、このくらい入れてくれれば問題ない。ここの店の点数が上がったね。ゆっくり本を読んでいたら、耳障りな声がする。ざわざわした声なら気にならないが、はっきりしている。耳が遠いのか、自分の意見を誇張したいのかうるさい。高齢者である。あの歳で人の迷惑も分からないなら、もう手遅れである。今の若者の方がよっぽどマシである。
 いらいらしていると、家人から電話がかかって来て、太陽光パネルの上の積雪がまとまってカーポートの上に落ちたという。地震のような振動だったようだ。明日から雨になりさらに重くなるので、カーポートの上の雪を除雪しなければならず飲みかけのコーヒーを持って出る。
 雪は非常に重く、スコップ一杯で20kgはあるようだ。それを下の雪を積みあげている場所まで腰の回転を使って放る。そのたびに、カーポートが左右に揺れる。結局半分ほどでダウン。汗びっしょりになった。その上、上から残った雪が頭上を直撃し、メガネが2mほど飛んで全身雪まみれにもなり着替える。嗚呼、腰が痛い。
 警察から封書が届いていた。現金が落とし主に渡った旨を知らせる内容であった。

■「ウサギの看取りガイド」(田向健一監修、エクスナレッジ、2017年)を読む。
「ウサギは老いを自然に受け入れます」