樹木診断(土壌)

■樹木診断(土壌)
 『木を知るには土を見よ』という言葉もあるくらい土は大事であり、学校の方でも力が入っていた。
 まず、土壌とは何か?という問いかけがあったが、誰も答えられず。
「土壌とは、母材、気候、生物、地形、が含まれるもの」と定義されるらしい。
1.土壌の構成・・・礫(れき)、砂、シルト、粘土と粒径によって区分けされる。
2.土を見て樹木が育つかどうかを判断する方法
   右手に一つかみ取り、水で少し湿らせる。次いで、左手に移し粘土細工のようにヒモを作り、その太さで判断できる。ヒモにならない土は砂土で不向き。直径が3mm以上の場合はやや不適、3mmぐらいが適当で、3mm未満は粘土質で不適となる。
3.土の色を見て判断する方法
   標準土色帳という本が出ておりその色と比較する。有機物が含まれている場合は黒色になる。ちなみに、山砂は明るい色なので有機物は含まれていない。
4.田んぼの跡地に木を植えても育たない。これは、下に粘土質の層があり根が広がらないためである。
5.土壌構造・・・単粒構造、カベ構造、塊状構造(角塊状、亜角塊状)、堅果構造、粒状構造、細粒構造、粉状構造、団粒構造
 それぞれの項目について詳しい説明と実地があった。亜角塊状がいいとのこと。
6.土壌のpH・・・書物にはpH5〜7にしなさいと書いてある。
  しかし、オリーブ、ゲッケイジュ、イヌツゲはpH7以上にしないと育たない。
  逆にツツジシャクナゲアカマツ、コナラはpH4以下が望ましい。
7.土壌水分・・・吸着水、毛管水、重力水
   葉のしおれや枝枯れなどを確認しながら適宜行う。土に固い部分があったり、粘土質層があったり、排水口がない場所では、水が根の周りにたまり、根腐れが発生し枯れてしまう。
 通学中も排水口がない花壇に木を植えている家が多いと思って歩いているが、いずれ枯れるだろう。

■「私だけのふるさと」(毎日新聞夕刊編集部編、岩波書店、2013年)を読む。
「未来は有限だ」
「自分の弱さを知ってこそ、人にやさしくなれるってね。」
「隠し事をすれば言葉が濁る」

■天ぷら定期券
 あるうどん屋さんが今日から天ぷら定期券を販売している。この定期券、価格は300円で約一か月と期間限定ながら毎日1つの天ぷらが無料になる。
 そのため、かけうどん130円とかき揚げ1つで本来であれば270円になるところ130円で食べることができる。これは、毎日行かなければならないなあ、と考えている。