公園

■公園
 午前中は実技練習で昨日の続きである。整地のみ残してある。中にはゆっくり整地をしている方もいるが、やはり試験なので自己満足ではいけない。整地前までで2時間10分かかっており、もう30分ほど早く仕上げなければ合格はおぼつかないであろう。中には、早すぎてペースダウンをしなければならないとつぶやいている猛者もいる。
 来週校内試験でさ来週は本試験である。で、こういう状態では情けない。
 そこで、半日は5分〜10分で整地する方法をゆっくり考えることに充てた。制限時間に間に合わない場合は減点になり、30分で打ち切りである。配点基準は公開されていないが、5分遅れと15分遅れが同じ減点というはずはない。想像であるが、1分1点減点と考えることにしよう。そうすると、自分の場合20点減点である。そして、出来栄えである、これも20点減点とすると60点である。
 実技試験は、日本庭園製作と植物判断があり、80対20に配点比率は公開されている。そうなると、自分の場合は日本庭園で60点×0.8=48点になる。植物判断が満点でも68点になる。植物判断は、葉で60種でこの内枝だけの分で20種ほどあり80種の中から10種を正確に区別できなければならず、満点は難しいだろう。
 短時間整地法を考えた。作業中に判断作業が入らないように機械的に体が動いて行かなければ時間をロスする。
 1.植栽前に高低差調整の粗整地を行う。
    いままでは、全体を見まわしてどこが低い、どこが高いと判断しながら行っていたが、これを改めた。第一の杭に900mmの印がついており、これがGLを表すので、その印と同じ高さに土を盛っていくことにした。道具が、いままで、地ゴテを使用していたが、レンガゴテにする。こっちの方が土をすくう量が多い。
 2.植栽する。
 3.ほうきで全体を均す。
 4.こうがい板で手早くほうきの筋を消す。
 これは、植栽前まで2時間以内に終わった場合であるが、2時間を越えた場合は植栽後にレンガゴテで高低差を調整しながらコウガイ板で均すという方法をとる。
 午後からは公園に関する講義であった。試験のヤマである。
・公園の分類・・・地域制公園(自然公園)−国立公園、国定公園都道府県立自然公園
         営造物公園−国営公園国民公園都市公園
都市公園・・・基幹公園−住区基幹公園(街区公園、近隣公園、地区公園)
            −都市基幹公園(総合公園、運動公園)
            −他多数(略)
・公園施設(都市公園法第2条)
・公園施設の設置基準(都市公園法、第4条、他)
・占有物件(都市公園法第6条〜8条)
・自然公園法(第2条、第5条〜7条、第13条〜16条、第24条〜30条)
・立体都市公園
 そして、35問の確認テストがあり、31問正解。
 最後に、いままでの講義の小テスト40問があった。これは悪かったね。
 公園は誰が作ったか、いつの時代に作ったか、世界の公園の特徴などほとんど忘れている。