冬支度

■冬支度
 朝から雨で寒い一日であった。朝食を食べて寝床に入る。午前中は、本を少し読んでは寝、テレビを少し見ては寝で過ごした。
 家人は休みなので車は使えない。昼は、冷凍庫の冷凍食品を食べたがムラが出来てしまい、凍った状態で口に入れる。なかなか、元気にならないなあ。
 昼食後もひと眠りしてやおら起き上がる。
 居間ではテーブルにコタツ布団が掛けてある。毎年、ファンヒーターの熱風を入れて過ごしている。熱すぎるのが欠点であるが、電気代がかからないので気に入っている。そのため、ファンヒーターを出して部屋に置く。
 問題は灯油である。ボイラー用の灯油もあるが、これは配達料が入っているので、ポリタンクで買いに行く。約20年以上もお付き合いのあったガソリンスタンドが先月廃業してしまったので、セルフスタンドに行く。値段の高さに驚く。
 ここまでやって眠る。夕飯の声がかかったので食べに降りる。頂き物のカモリが美味しく出来上がっている。まったく感謝である。

■「小暮物語」(三浦しをん著、祥伝社、2010年)を読む。
「夢みたいな生活。そして夢はいつか必ず終わる。」
「〜花は気分をよくしてくれる。」
「さびしかった。」
「取り残され、あぶれていく。しかたがない。それが年を取るということだ。」
「精神はまだまだ若いつもりだったが、体は着実に死に近づきつつあるようだ。」
「共感と観察は、他者への遠慮を生む。」