無題

■無題
 今日は午後から講演会に行く予定にしていた。風がひどく今にも雨になりそうである。家人が休みなので車は使えない。こういう日は、朝食が10時ごろになるので、早朝散歩を兼ねて出かける。気分は、久しぶりにマックドである。クーポンで350円である。もちろん目的は薬を飲むことにある。歩いて2kmほどの距離にあるので、ちょうどいい。
 日曜日の早朝は車が少なく、歩いていて気持がいい。
 ガラス越しに中を見ると、激混みである。自分の指定席も埋まっている。これでは、静かに本など読めないと考え、隣のファミレスにした。こっちは、ガラガラであった。少し高いがいいだろう。
 何気なく見ていると、ドリンクバーの飲み物を入れるのに、コップに氷を入れてから注いでいる方が多い。これではせっかくの飲み物は氷が溶けた水で薄まってしまうのではないか。ドリンクサーバーからの温度でも十分冷たいのに。変わった人もいるなあと不思議に思いながら見ていた。
 まあ、いろんな人がいていい。
 帰宅後、昼寝をしてたら講演会の時刻を過ぎてしまった。雨が降らない内に庭木でも片付けようと思っていたら、知らない間に眠ってしまい。笑点の時刻が近づいたので今日は何もなしで終わった。

■「職業は忍者」(甚川浩志著、新評論、2017年)を読む。
「〜忍術は武術の体系ではなく、総合生存術、という〜」
「市場競争という闘争社会」
「実態のない金融というモノが中心にある経済」
「ルールをつくり、組織をつくって、効率を求める企業運営」
「合理性や論理性によって否定される人間性
「強さとは、戦いに勝つ技術や能力ではなく、相手の力をかわし、さばき、いなすことで戦わずに治めることである。」
「礼を尽くして隙を見せず」
「山に入る時は敬意と畏怖をもって入っている。」
「人間は自然の一部として育まれているのであって、人間が保護する、という発想自体が自然を見下げているように感じる。」
「〜歩きながら“無”の境地に迫っていく瞑想法である。」
「〜左脳の働きを止めること」