アカギレ

■アカギレ
 今日は何年に一度の寒波が来ていて、この冬一番の冷え込みと天気予報が報じている。こういう日は、家人が一番目を職場に送りそのまま職場へ行った方がいいので、今日も日中は車は不要と話してあった。
 そして、昨日と同じ、6時ごろから除雪、除雪、除雪。車への雪は少ないが、凍っているので、昨日同様水で溶かそうと試みるも水道が凍って出ない。薬缶でぬるま湯を何回か掛けたが出ない。そのため、薬缶のお湯で車の氷を溶かす。何往復しただろうか。少し残ったが運転には支障がないところで止める。
 ちょうど、読む本が無くなったので図書館へ行くことにした。確かに寒い、出た時は暴風雪で視界は200mほどか。太陽が出たり、雪が降ったりと交互になるのは、筋状の雲が来ているのだろうと思うが、下界からは確認できない。
 歩いていると、やせ細った白っぽい猫が生垣の間に入って去っていく。
 富士には月見草がよく似合う、とある文豪がマツヨイグサのことをツキミソウと書いた。そして、植物の名前に関心が少ない当時の文部省が国語の教科書に取り入れた。そのため、マツヨイグサのことをツキミソウと思っている人が多い。宵待草と書き間違えた高名な画家や作詞家もいる。マツヨイグサは黄色い花が咲くがツキミソウの花は白い。
 少し脱線したが、雪には猫がよく似あう。🎶ゆっきでした あなたのあとを なんとなく ついてユキたかった〜。
 芸術的に屋根雪が垂れ下がっている家を見つけた。

 歩く距離は約2mである。そして、コーヒーショップで2時間ほど過ごす。黒っぽい鳥が外に出してある椅子に留まった。ヒヨドリであった。撮影は叶わず。
 きゅうりの醤油漬けがもうなくなるので、次のロットを準備すべく途中の地場産屋に入る。こんな自分でもきゅうりは今の時期に無いことは知っている。ここには置いてなかった。地元では温室栽培はしてないようだ。途中のスーパーで購入する。
 帰宅後、きゅうりを仕込む。今日は気温が最低らしいので、この貴重な気温を全身で体験すべく、銭湯に行くことにした。こういう場合は、約3割引きのびっくり会員価格の料理を食べることにしている。300円代のがあればと期待していたが、今週は無かった。600円代であったが、お腹も空いていたので、頼んだ。

 すごくおいしい。久しぶりにこんな旨いものを食べたようだ。自分の病には、インスタント、レトルトはいけないことが分かった。ファーストフードや冷凍食品も良くないのではなかろうか。なんとかという添加剤がよくないという。今日から食生活を改善することにした。ワンダラーの縛りはそのままにしたいので、必然的に自分で作るという選択肢しかなくなる。まあ、長い目で見ればいいことなんだろう。
 最近、台所に立つ機会が増えたのか、季節柄なのか分からないが、指にアカギレが出来てしまった。
 銭湯で治るかと期待したが、少し緩和した程度。気温が低い露天風呂は湯気で回りが見えにくい状態であった。確かに気温は氷点下である。直ぐに冷たくなる。毎回ヒートショックを受けているのと同じである。今日は、スチームサウナをメインにした。低周波浴は苦しくて1回でダウンであった。
 3時間ほども銭湯に入っていたのには理由があった。暖房費の節約である。
 夕方帰宅し、除雪を行い大相撲を見ていると妙に疲れがひどい。家人が帰宅するまで眠っていたようだ。

■「気になる木がわかる」(林 将之著、廣済堂出版、2011年)を読む。(その15)
「カシの仲間
① アラカシ・・・葉はやや幅があって卵形に近く、先半分にあらい鋸歯、イチイガシは同様に先半分の鋸歯があるが、葉は細目
シラカシ・・・鋸歯はやや小ぶり、材は白い、裏はやや白っぽい
③ アカガシ・・・樹皮はうろこ状にはがれる、材は赤い、鋸歯はなく、葉柄は3cm、ツクバネガシは1cmで少し鋸歯あり
ウラジロガシ・・鋸歯はシラカシより鋭い、裏はロウを塗ったように白い」
「幹にトゲのある木
① カラスザンショウ・・・横長のイボが点在、若木ほど幹にトゲがあり、直径30cmを超えるころからトゲは無くなる
② サンショウ・・・・・・枝のトゲは対生、幹のトゲがイボ状
③ イヌザンショウ・・・・枝のトゲは交互につく、幹のトゲはサンショウより鋭い
④ ハリギリ・・・・・・・若木の幹や枝にトゲがあるが成木ではない、樹皮は縦に裂ける
⑤ オオウラジロノキ・・・若木の幹では短い枝がトゲ化、葉は裏面に白い毛が密生
⑥ クスドイゲ・・・・・・枝や幹にトゲがある、幹のトゲは分裂して鋭い、サイカチのトゲもこれに似る」
「山に生えるサクラ
ヤマザクラ・・・花と同時に赤い若葉が出る
② カスミザクラ・・ガクや葉に毛がある、若葉はくすんだ色、ヤマザクラより粗い鋸歯
③ ウワミズザクラ・・花はブラシ状、実は赤や黒で食用、中央より下で最大幅、葉柄は短い
④ イヌザクラ・・・花が付く枝に葉が付かない、中央より先で最大幅」