大乗悟山

■大乗悟山
 昨日までの雨とは打って変わり、いい天気である。むしろ暑いくらいだ。こういう時には山の天然クーラーの中を散策するのがいいと考え物色する。
 過去の記録を見て大乗悟山にした。先日も様子見したが林道が残雪で通行できなかった山である。今回は通過できた。
 登山口である。今日は貸し切りのようだ。駐車場には自分の車しかない。

 みずみずしく重い空気の中、ゆるい傾斜を歩いているが、前回の時の記憶とだいぶ違っていることに気が付く。前回は登山道を間違ってしまったが、今回は間違い用のない札が立っている。
 野鳥も濃いが、なかなか撮れない。登山口でオオルリが鳴いていたが姿は見せず。今日はボウズの日かと考えていると、直ぐに頂上についてしまった。ウグイスが近かったし、聞いたことのない野鳥も3種類ぐらいいたが、撮れずであった。

 普通ならば頂上を突っ切って笹津山を経由して林道で戻るが、気落ちしていたのでそのままピストンした。
 生物が動いている。

 直ぐに登山口に着いたが、オオルリがまだ鳴いているので、声のする方に移動すると枝被りながらとらえることができた。今年、初見である。

 帰路林道を走っていると地面スレスレに野鳥が飛んで近くにとまった。
 ホオジロであった。

 さて、昼はどうするか?
 幸いご飯が残っているので、チャーハンも考えたが、野菜も摂りたかったので野菜炒めを作ることにした。カット野菜98円、肉110円であり、これでは予算オーバーである。そこで、半分にすることにした。これでも外食したり弁当屋さんで買うと500円相当である。肉もケチケチしてない。問題は味付けである。前回は、麺つゆにしたら美味しくはなかった。そこで、定石通り、しょうゆ、ミリン、砂糖にしたらバッチシであった。
 そして、きゅうりの醤油漬けを上げる。

 ダイコンの浅付けで今月いっぱいは持つと思ったが、早くになくなってしまった。きゅうりは、大きさが不ぞろいのモノは10本300円ぐらいになったので、漬物にはちょうどいい。今回の出来栄えも満足のいく味になった。

■「あいまい生活」(深沢 潮著、徳間書店、2017年)を読む。
「連絡がないということは、つまり捨てられたということなのだ。」
「〜夢を持って生きていけるのは、ある程度自分になにかがあると確信できる人だけなのだと思う。」
「〜日々の生活費を切り詰め、ほぼ一日一食、それもカップ麺やパスタ程度の粗食でしのいだ。」
「中学時代、激しくいじめられたのは、生活保護だったからでもあった。」
「石鹸一個で髪も身体も洗いシャワーを終えた。」
「貧しいということは人間の尊厳を踏みにじられるということだ〜」
「世間とは、どこまで厳しい場所なのだろうか。」
「〜精神論でやりがいを搾取する、ブラック企業〜」