干し柿

干し柿
 昨日、木曽の方を歩いて渋柿を手に入れた。そこで、干し柿を作ることにした。作るといっても、皮を剥いて干すだけである。実家の庭にはミズシマという甘柿しかないので渋柿は貴重であった。なんの自慢話もない母親が若い頃柿の皮むき競争で一位になったと話していたことなど思い出す。

■「一日の苦労は、その日だけで十分です」(三浦綾子著、小学館、2018年)を読む。
「丘にのぼると人は詩人になるらしい。」
「冬のあとに春のこない人生もある。」
「〜再びお会いしたいという思いを与えるのが、真の『一期一会』だ〜」
「意地悪をされたことに対して、感謝する思いがあふれたなら、これはもう人生の達人と言える」
「すばらしい仕事をする人は皆、挫折、失望、中傷等々痛い目に遭っているのかも知れない。」
「役に立たないもの、金にならないものは干してしまう体制・・・・」
「〜頭はよくするが、心を殺して行く教育・・・・」
「文学は不幸の木に咲く」
「言葉を失うことは、人間としての退歩を意味する〜」
「人生というものの苦しさ、生きることの苦しさ、そして何か約束にしばられた不自然な生き方をしちゃいけない〜」
「『むなしさ』は生きる力をうばうもの〜」
「自己主張の果ては死である」
「毒でも少しずつ飲んでいくと毒にならない・・・・」
「がんは、死までの時間を教えてくれるのですから、考えようによっては幸福な病気です。」
「〜病気は神の叱責である〜」