集団検診

■集団検診

 退職後は、集団検診の割引券が届く。費用は医療機関の半分以下である。まあ、気休めに近い。これで見落としがあっても誰も責任を取らないだろうなぁ。昨日の21時以降飲まず食べずに加え、今朝は薬も飲んでいない。

 会場へ行って驚いた。若い方も一定数いるではないか。きっと自営業の方なのだろう。顔見知りもいる。昨年も来ているはずだが、記憶は遠い。

 バリウムを飲んで胃の透視を受ける。何度も回転させられ、挙げ句の果ては、倒立に近い状態にされる。このとき、逆流があって、むせかえってしまった。事前に服用している発泡剤の影響で嘔吐しそうになる。しかし、何も出ない。

 検診の中断を宣言され、お金は返却してもらった。そして、医療機関での受診を勧められる。また、金か!と思う。

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 とりあえず、朝食である。家人は遅出なので帰宅せずセカンドオフィスへ向かう。最短の場所にするが、ここでモーニングセットは初めてである。500円代なので敬遠している。しかし、水を大量に飲まなければならないので、水のお代わりが出来る場所としては最適である。今の時期はエアコンが効いているので、エアコンの風が強く当たらない場所を吟味しなければならない。

 モーニングセットはいろんな種類があったけど、習慣でホットドッグを頼んでしまう。先日後ろからカラシマヨネーズが漏れて失敗している。そこで、中身を後ろにずらすことなくしっかり噛みきることで対策しようとした。

 自分のパンの好みは、表面が固いパンである。フランスパンのようなパンである。ホットドッグもフランスパンを小さくしたようなパンにソーセージが挟んである。セオリー通りに噛みきろうとしたが、思いの他しっかりしており、悪戦苦闘した。自分好みのパンであり、値段の高さは気にならなかった。安いモノには、それ相応の理由があり、高いモノにも理由がある。

 後は、出るのを待つのみ。

 昨日、午後から山菜採りに連れて行ってくれた人は、午前中は友人の葬儀ということであった。その方は定年後も元気で、65歳を越えても働き、年金は70歳から受給し、72歳で入院したら肺がんの4ステージであり、2週間後に帰らぬ人となった。仕事一筋の人生であったという。立派な人生だったと、心から賞賛の拍手を贈りたい。

 自分にやれと言われても出ないねぇ。全く、やりたい事が仕事だけという方は、自分から見ると羨ましく思える。そこへいくと、自分のようにあれもこれもと無駄な労力を掛けて追いかけ、心身に異常をきたして、薬漬けの生活を強いられ、結局何一つモノにならない人生というのは、虚しいね。しかし、これも自分の感性のなせる業である。昔流行ったデラシネとはちょっと違うと思っている。

 どうも、来るべきモノが来ない。コーヒーが無くなったので、帰宅しようとリュックを開けると紙に何かが張り付けてあるのが見えた。下剤である。しっかり忘れていた。これが老化というものか。

 昼は、いつものラーメンを作る。肉150g、野菜230g、コーンたっぷりのラーメンは旨い。昨日のウワバミソウも添えた。しかし、そろそろレパートリーを増やそうかと考えている。候補はあんかけ焼きそばである。もちろんどんぶり鉢にする。あのあんかけのあんを少し研究して見よう。

 唯一と言っていいくらい毎週楽しみにしているNHKの番組が別の番組になっている。再放送は明日あるが、研修会なので見ることが出来ない。なんで?

 森林インストラクター協会のホームページに自分の合格体験記が掲載されたことを確認しほくそ笑む。