公民館の集い

■公民館の集い

 それは、朝から始まった。今日は午後から自分が責任者であるフォレストリーダーの業務がある。これには、車満杯の材料やら道具やらを持って行かなければならない。そして、そういう時に限って家人は昼から仕事で車が必要ということであった。

 今日の行動は、朝一に家人を職場に送る。急いで帰宅し、フォレストリーダーの準備を近くの公民館まで持って行く。そして、1時間ほど準備作業を行う。準備を途中にして家人を職場まで迎えに行き、出先の駅北まで送る。その後、再び公民館に戻り準備の続きを行う。この段階で、上着は汗で色が変わっていた。

 本番である。自分は司会、進行を行い。一部目の出前講座である。森林の働きの内の防災林の話をプロジェクターを使って解説する。なかなか受けが良かったと話しながら感じた。ほぼぜんち節炸裂であった。しかし、この時に、撮影をお願いしていなかったことに、終わってから気が付いた。

 続いて二部目の額制作である。まず、自分からホワイトボードを使って作り方を説明する。

 そして、各自製作してもらう。自分は、県から借用したパソコンやプロジェクターを片付ける。この段階で、汗びっしょりである。

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 指導するテーブルこそ無かったが、それでも聞かれれば応えなければならず、ぐったりであった。

 今回の講座は範囲が広すぎてなかなかまとめきれなかった。はやり、そこに反省が来た。しかし、参加者の方たちには、楽しかったという声を掛けてもらい。何とか面目はたったあなという程度である。

 後片付け後、家人を迎えに向かい、帰宅後家には入らず宅急便を引き取りに行ったらもう夕飯であった。

■「“読む”植物図鑑」(川尻秀樹著、全国林業改良普及協会、2007年)を読む。

「サルトリイバラ~植物分類学上は木本系のツル植物~」

「シュロ~垂れ下がるのはワジュロ、やや小さめの葉が先まで真っ直ぐなのはトウジュロです。」

「~マンリョウ~互生、センリョウ~対生」

ナンテン~葉に含まれる青酸の前駆物質ナンジニンが赤飯の湯気で加水分解されチアン水素を発生させて赤飯を長期保存~」

「シラカンバ~雨でもすぐに着火できる~」

カタクリ~チョウが活発に活動できる気温の17度以上~」

「~ウワバミソウとヤマトキホコリの見分け方は、前者が~葉の先が長く尖るのに対して、ヤマトキホコリは~葉の先が鈍頭型~」

「~カワゲラは足の爪が二本、カゲロウは一本~」

「~白梅と紅梅の見分け方は、~枝の樹皮を剥けば一目瞭然で、白梅は内樹皮が白いのに対し、紅梅は紅色を帯びています。」

「~形態の異なる葉が複数見られる異形葉性」