熟睡

■熟睡

 昨日は久しぶりにアルコールを摂取したためか、ほとんどバターンキュウの状態で、気が付いたら朝であった。げに、アルコールの力は強い。飲んでいる時も、今まで経験したことがない酔いのため、横になっていた。意識朦朧の一歩手前であった。

 朝起き上がるが、何となくだるく、布団になごなる。そのうち、家人が起きて来て朝食を頂く。今日も予定がない。ありがたいことだ。しかし、来月からは過密スケジュールになっている。自分の健康を第一に、自分のペースでこなそう。

 昔、酒は百薬の長と言われた時代があった。しかし、今は血流が早くなるという利点はあるが反面200種類の病気の原因になると云われ始めている。脳細胞を破壊することやがんなどである。アルコール中毒は有名である。医者へ行けば、酒とタバコを止めれば大概は治るとも聞いたことがある。

 自分の場合は、酒は年に数回でタバコは生まれてから吸ったことがないと問診票に記入すると、医者は言うことが無くなるという経験もしている。

 こういう評価というか、流行りというか、宗教的なものに振り回されたくはないものだ。しかし、スーパーで食事内容を物色している時に大豆が筋肉の衰えを補ってくれるというテレビの内容が刷り込まれていると、つい、納豆と豆腐を買ってしまう。糖質制限が肥満に効果的という本を読むと、裏の表記を見てしまう。

 自分では、こうしたことはあまり信じていない。タダでも要らないというスタンスである。だから、肥満が直らないとも言われそうである・・・。確かにある部位には効果があるだろうと思っているが、人間はそればかりで構成されているのではない。昔、ジョギングが健康の有力な方法と流行っていた。しかし、著者がジョギング中に突然死したことで、今はそれほどでもない。こういう検証結果が重要だと考えている。早く糖質制限のため亡くなったという方が報じられることを待ちたい。

 飲んだ後には、コーヒーが飲みたいといつものセカンドオフィスに向かう。雨は降っていない。

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 指定席は埋まっており、奥の電源が取れるテーブルにする。本を読んでいても、上っ面を撫でているようになっている。隣に若い女性が座る。そして、とんでもない行動に出た。スマホの動画を大きい音量で見ているのである。隣なのではっきり聞こえ、BGMがかき消される。音ははっきり聞こえたが、外国語のため分からない。映画のようだ。注意しようか迷ったが、刺されたり、逆切れされたりする恐れがあるので、集中力の訓練と名打って放置した。

■「山山」(松原俊太郎著、白水社、2019年)を読む。

「いたるところに神々がいる」