■字引き
今日は雨のようなので早朝は出歩かなかった。ところが、晴れ間もあったので買い物の前に公園を少し歩く。朝は喫茶店でモーニングサービスを食べる。いつかは自分で作ってみたいものだ。何でもユーチューブなどを見て作れる時代になったようだ。
ほとんど歩かないまま昼である。朝方は少し涼しかったので今日は味噌ラーメンと決めていたが、急に陽射しが照りつけ、ムシムシしだしたので、冷麺に変更する。
先にシャワーを浴びる。最後は冷水で締める。麺といっしょである。
いつものゴマダレで食べる。冷やっこは必須である。今日は39円で売っていた。これに夕飯のカレーをフライングする。♪♪フライング 水鳥が はばたくよう~。
いつもならここからフォレストの準備作業を行うのであるが、夕立のような雨になったのでやめる。こんな時には車を使う。第二部である。
ここで、本を読みつつ居眠りをしたり考え事をしたりを繰り返す。今読んでいる本には難しい漢字が出ている。ルビはない。「鹽」「甕」という字が読めない。こういう時にはスマホで調べることにしている。漢和辞書には部首索引という調べ方があるが、この部首が分からない。そのため、総画数で調べることにしたが、出てこない。だいぶ長い間格闘してようやくたどり着いた。総画数は間違っていた。もう、画数の数え方も忘れてしまったようだ。本当に、自分ほど無知な人間はいないのではなかろうか。
漢字の読みは分かったものの、意味までは気力が続かずスルーになった。
自分の中では、当用漢字以外の字にはルビを振るという決まりではなかったろうか。こういう本の作りは詩人の方の本に多い。この本もそうであった。
■「石の森」(三浦綾子著、三浦綾子記念文化財団、2021年)を読む。
「パパは酒もタバコものまない。パパは読書が好きで~」
「~パパの読書好き、あれは、金にも、地位にも、名誉にも無関係だと思う。」
「人間というのは、それぞれ断崖に立たされているような存在だと~」
「学問は幻想にすぎない」
「老人には残る時間が少なくて、一日一日が“今日限り”のような危機感があって~」
「知ったからって、人間にはどうして上げようもないことがあるのですよ」
「とにかく、人生にはピリオドは唯一で、あとはコンマ、コンマの連続だという思いが~」
「~誰が知っても仕方のないことが、この世にはあるんですよ」
「自分の足で歩けるって、何てすてきなことだろう。」
「~交通事故なんて、まったく毎日あちこちに起きる“ありふれたこと”で~」
「どうも、人と比較して考えるという癖を持っているんだね、人間は」
「自分でえらんだ道を歩くことは、快いことだよ。」
「結局は、人間は死ぬのよね。」
「人生というものは、とにかく、この一分後に何が起こるかわからないものなんだ。」
「人間にとって、希望を失うということは、死んだも同然なのだ。」
「眠りは仮死に似ている。」
「旅というものは、なぜか死を予感させるものだ。」
「~人のいない所は生きる力をも失わせる所だろう。」
「目に前から去る者は心から去る」