歩く

■歩く

 今日の予定は、市民講座を市民病院へ聞きに行くことであった。駐車場は4時間無料なので問題ない。しかし、昨晩家人の予定が変更になり、朝一で自家用車通勤するという。いつものように、優先順位の法則で車不要と応える。

 幸い雨は降らないようである。早めに行ってくつろぐ場所をパソコンの地図でさがすも見付からない。公共交通機関を使うまでもないと判断し、歩き始める。30分ほどで着いてしまった。会場を確認すると、病院内に喫茶店が目に入る。平日は7時半から開いているので、11時から始まる講座まで十分である。全部で4回コースなので次回の予定は決まった。

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 会場は満員であった。アンケートに受講理由を選ぶ設問があった。暇だからというのはなかったので、適当に付けた。現在の情報ではがんによる死因が一番多いようだ。自分は何で死ぬのだろか。心臓は悪いものの治療しているので可能性は低い。体型から糖尿病の合併症かなぁ。自分の場合はⅡ型だろう。しかし、毎年の検査で糖尿はない。脳の血管の病気も考えられるが、数年前の頭の断面を撮る検査では、脳梗塞の跡が数個で全く問題がなかった。

 次に考えるのは、死期がある程度分かるかどうかである。この年齢では、いつ、何が起こっても不思議ではない。毎日のように60歳台の死亡記事が載っている。がんのように死期がある程度分かり、十分に準備できる方がいいだろうか、などと思いながら聴講していた。

 昼御飯はどうするかと考えていると、7月2日からあるうどん専門店が冷たいぶっかけうどんを頼むと、その場で一杯無料で付いて来るという広告が目に止まった。会場からすぐ近くなので入店し、「これ」とそのサービスを指すと、「5時からです」とかわされた。後ろに並んでいた人も、5時からか、と呟いていたので、この広告に釣られて入った人も多いと思う。これまでも時間限定サービスはあったが、完全にやられた。夕方5時からという文字をもう少し分かり易くならないのかと思ったが、そんな事をすれば間違って入店する客が減るので無駄な考えであった。広告とは人を釣ることが目的である。そのため、毎日コマーシャルが流れる健康関連商品は売れてないのだと確信しチャンネルを変える。

 朝は暑かったものの、午後からは曇りで風も適当に吹いてくれたので、うどん屋さんからセカンドオフィスまで歩く。なかなか快適であった。しかし、タダ歩いているのではない。街路樹、庭木、公園の植物を確認しながらであった。

 これは、調べていないが、モッコクの花ではないだろうか。いや、楽しいね。

f:id:zen_chi:20190702190529j:plain     また、スマホのトラブルである。今度はwi-fiに繋がらない。昨日と同じようにスマホに聞いて見た。指示通り確認して行くと、wi-fiの設定がoffになっていた。自分勝手に変更するのだろうか。気持ち悪いので、早く脱却し豊かな生活を取り戻したい。

■「答えはすべて本に書いてある。」(川上徹也著、あさ出版、2015年)を読む。

「あらゆる良書を読むことは、過去の最良の人物たちと会話することだ。」

「虫の知らせを聞き逃さない」

「あまり才能に恵まれていない者はゆっくり走ればいい。」

「前半の人生でバラバラになっていた断片につながりを与え、晩年になってから、きちんとした花を咲かせるということ。」

「外見は魅力の大きな要素を占めます。」

「予測は必ず外れる」

「極端に悲観的推測に基づいて行動する」

「無用の用」

「生きることに必死であれば、死をこわがっている暇はないはずです。」

「大事なのは、考えるのをやめてしまわないこと。」

「自分で選択しないようにせよ」

「歴史は教養であるとともに、実学でもある。」