粉考

■粉考

 今日は天気がいいようなので、2km先のセカンドオフィスへ向かう。しかし、今日は途中で電話が入った。幸いパソコンも持って出たので朝飯前に一仕事であった。

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 ここで、ラーメンの作り方など調べて見たら簡単にできそうということが分った。で、帰りに材料を買って帰ろうというところまで結論付けたが、出るころになってラーメンはスープが必要だとなり、断念することにした。あれは、面倒くさそうである。賄いとしては向かない。そして、うどん粉を売っているスーパーが見つかった。これは、心強い。

 帰宅後、昨日と同じ野菜炒めを作った。ニンニクに国内産を使ったが、なんとなく効いていない気がする。海外産の場合は、身体中から汗が噴き出て、いいか悪いかは分からないが、効いていることが分った。

 昼食後、うどんを打つ。もう手慣れたものである。3食分作り熟成させる。後は、食べる前に伸ばして切れば茹でることができる。

 うどんが出来れば、派生的に餃子の皮も可能になり、大量に作って冷凍しておくことができる。温泉饅頭もできないか、などと考えていると楽しくなってくるなあ。

■「庭とエスキース」(奥山淳志著、みすず書房、2019年)を読む。

「~自給自足の実践の場は、一家族が永続的に暮らしていけるようにと設計されたものだった。」

「~このオンコの本当の名前は“イチイ”って言うんじゃ。」

「今の暮らしにはいつか限界が来ると信じとる。」

「死んでしまったらゼロになる。」

「自分が健康に留意するのは死ぬ時にうろたえぬためなり」

「自給自足が惨めではいかん。自給自足は喜びなんじゃ。だから、我慢した生活ではいかんのじゃ。」

「世の中が語る歴史と実際は違うもんじゃ。」

「キクイモはな、糖尿なんかの成人病に対して効くって言われとる。」

「~人間は伝えたいという気持ちを持ち続ける生き物だ。」

「もうすぐ、わしの人生も終わる。人が死ぬ前に何をするか、あんたも見てみたいじゃろう。」

「~“老い”とは、~精神から離れていく肉体の姿だった。」

「入れ歯~そのうちに合わんようになるんじゃ。歳を取っていくと歯茎まで痩せたりと変わっていく。」

「~たくさん金を貯めとるなんて吹聴する金持は本当の金持ちじゃなかろう?」

「林を歩くだけで財産が増える。自給自足はやめられんぞ。」

「~薪集めの工夫は手間を惜しまないことに尽きる。」

「今は贅沢月間で、一日千円使おうと思っとるんじゃが全然達成できん。」

「~持論といってもそれは過去に読んだ本からの受け売りに過ぎない~」

「気安く手伝いや助けは受け入れない。」

「~人間が作るものが完璧だったことなんて、これまで一度もないんじゃ。」

「ああ、いい人生じゃったなあ」

 

 その後、枝を処理してから昼寝である。