■水

 マスクは国から2枚いただけるようだ。これはありがたい。これで、4時半に並ばなくても済む。今日は5番目である。昨晩、閉店後に店へ出かけて翌日のマスクの販売数を確認している。今日は10個となっている。そうして、何時に何人並ぶかを車の中から探っていると、5時には10人に達してしまった。そして、20人ほど帰っていく。7時前に何も知らない方が5名ほど並ぶ。自分もしていただいたので、教えてあげると帰られた。

 マスクの転売が禁止されたようであるが、自分は家族のために並んでおり転売目的ではない。しかし、毎回同じ人に出会う。そんなにいるかね?そこで、万が一知り合いから売ってくれと言われた場合の値段について考えて見た。早朝5時から7時まで並び、9時に引き取りに行く労力が伴う。まだ、夜も明けきっていない寒い外で並ぶのである。単純に並んでいる2時間分を最低賃金で計算すると@848円×2時間+マスク代金になる。あほらしい!これでは、頼まれても断るね。

 今日の目玉は水の配布が始まるということである。会員登録すると先着1,000名に空のペットボトルが支給され、店の機械から水を無料でもらえるというものである。

 この狙いは、店舗の訪問の機会を作ることで他の商品も買っていくだろうという販売促進でることは容易にわかる。しかし、自分のような高齢者は水だけをもらって帰って行くのである。もちろん、一人一本であるが、自分は引換券を3枚持っている。あまり目立つことはしたくないので、今日は2本だけにした。しかし、この水、雑菌が取り除かれているということで、冷蔵庫で3日しか持たないという。店の方はコーヒーで使えばいいと教えていただくが、自分は自宅でコーヒーは淹れない。自分の場合はお茶になろうか。そうすると雑菌を取り除いた水であろうと意味がないことになる。製氷機に使おうかね。

 今日は雨模様であり、昼食はうどんにすべく、水をもらいにいった時に、揚げを買った。午前中の早いうちから、揚げを出汁で煮て冷まして置いた。

 続いてうどんであるが、打ち立てを食べることにした。今日は変であった。なかなか延びないのである。足でも踏んだが足りなかったのだろうか、それとも天候(湿度)に左右されるのだろうか。結局、薄く延ばすことは諦めた。その結果、ごっついうどんになってしまった。

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 今回揚げは旨く出来たと思っているが、肝心のうどんは失敗である。まあ、そこそこ腰はあるものの、やはり粘りが足りないようだ。太いうどんは好みではあるが、枝をかじっているようでダメである。分量は少しアレンジしているが、これが災いであろうか。もちろん、うどんにはもらって来た水を使ったが、これが原因か?うどん打ちは奥が深いね。まあ、賄いで食べる分には何でもいいか。

■「薬草のちから」(新田理恵著、晶文社、2018年)を読む。

「庭には、住む人の体質に合う植物が自然と生えてくる。」

「自分が必要なものというのは、直感で選べるのです。」

「一見区別がつかないのが、ふきのとうとハシリドコロ、セリとドクゼリ、ニラと水仙などです。」

「養生の一歩目はお茶から。」

「~歩く時間を一時間増やすと肥満になる可能性が24パーセント、糖尿病の発症リスクが34パーセント減る~」

「トウキ~生の葉を一枚食べれば、冬でも汗がじんわり。」

「クズ~花は肝臓の働きをサポートし、解毒力を上げたり、肝炎などの改善に用いられていた。」

「免疫力をあげる薬草といえば、サルノコシカケがまず思い浮かびます。」

「気を補いたい時におすすめのオタネニンジン。」

「天神相応~自然界で起こりうることは、スケールが変わっても人間にも、社会にも、同じように起こるということです。」

「肉食か採食かを選ぶことは生き方、死に方の選択にもなっていくのです。」

「タヌキ油!高知では万能薬って言われてるよ。」

「“食”という漢字は、“人を良くする”と書きます。」

「~松茸は食材ですが、加熱しないで生で食べると当たります。」

「セイダカアワダチソウには抗生物質のような成分が含まれています。」