見積もり打合せ

■見積もり打合せ

 家人は中番であった。出発前にスーパーへ行き、必要なモノを買ってくる。今日は初めに時計を動かすことから始まる。電池が届いたという連絡が入ったので、電気店に取りに行く。しばらく、当てずっぽうな操作で確認していたが、さっぱり分からず、腰を落ち着けて操作しなければならないことが分かった。そして、午後からは造園の見積もり打合せがある。新しいお宅である。精魂込めて庭仕事をされていた思いが伝わる。毎年手入れされているので大暴れしている樹木は少なかった。この後、造園仲間と打ち合わせを行い、見積書を提示する予定である。

 山仲間から小川温泉から朝日岳までを走破した話を聞いた。驚いたね!ガイドブックでは、北俣まではタクシーを利用するとされているが、10km前から歩くとは恐れ入った。そして、難所のイブリ峠を経て弾丸で朝日小屋へ着いている。コースタイムでは10時間以上であろう。さらに、この朝日岳登山の前に、大日岳をピストンして予行演習にしたと聞いてさらに驚く。自分には真似ができないものの、登山の話を聞くと、今年の夏はどこへも登ってないなあと山の虫が騒ぐ。登山の本を眺めていて、これまで挑戦しようとして何らかの理由でできなかった山に限定して登ろうかと思い始めている。しかし、お腹は、残飯太りでとても長時間の山歩きには耐えられそうにもない。昨年の予定では、冬にお腹が引っ込んで、この時期は何座か踏破していることになっていた。同行者にまた迷惑をかけるのか、途中で目眩がして断念するのかなどとマイナス面ばかりが頭に過ぎる。

■「悲願花」(下村敦史著、小学館、2018年)を読む。

「夢を見るのにはお金が必要で~」

「日常なのに非日常」

「時は立ち止まることなく、流れていく。」

「死んだ人間は何も感じたりしないもの」

「育児する男性は、“イクメン”ではなく、“父親”です。」

「~子育てが他人事の男性には、母親の地獄など理解してもらえない~」

「他人を精神的に追い詰め、自殺させた人間はなぜ殺人罪に問われないのか。」

「~言葉も暴力だ。」

「今の世の中、誰もが何かの“被害者”になりたがっているのではないか。」

「“被害者”だからといって、どんな報復も許されるわけではないのだ。」