庭仕事

■庭仕事

 今日もいい天気である。もちろん、庭仕事に対してはいい天気という意味である。6時に自宅を出て、セカンドオフィスへ向かう。車の中には道具一式積んである。9時頃に入ろうと考えていたが、気分が高揚しており8時に到着する。

 さて、今日はキンモクセイである。実は、今は花が盛りである。剪定時期は花後というのが一般的であるが、やって欲しいという強い希望により取り掛かる。この樹は教科書的には丸く刈込をするのが定石なので、下の枝を落とした後に頭の中で図形をイメージしながら刈込を始める。1時間ほどやった後に不自然さを感じた。この樹形は横に広がっており、周りからの刈込では不自然になる。そこで、方針変更である。いわゆる忌枝を抜くというオーソドックスな方法にする。幸い中に身体が入れたので樹に登っての作業になる。反対側に手を伸ばしたが届かないので身体ごと移動しようとしたが、腹が支えて通ることが出来なかった。最後に、刈込した後に枝だけが目立つところは下で切った。少し厚めだったかなと迷っていると、話を終えられてご近所の方が出てこられ、今剪定が終わったキンモクセイの前に立ち止まり、見上げて一言。「素晴らしい!」そして、その言葉を受けた家の方も「いいがになった」と言われ、大いに満足した。

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 今日も至れり尽くせりであった。ここまでされる方はない。

 そうして、後片付けが終わった後も手招きされ、アイスクリームも頂いた。高級アイスのようで、旨かったね。

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 帰宅後、シャワーを浴びて遅い昼食であったが、家人は外出中であったので、外食した。

 なんでもかんでも、教科書通りでやればいいというものではないということを学んだ一日であった。