研ぐ

■研ぐ

 良性突発性頭位めまい症の症状は軽いが、まだ残っている。今日も車は使えないと考える。家人は一泊研修で不在なので、朝食を食べる。昨日買っていたフランスパンにロースハムを乗せ、その上にチーズを乗せる。そこで、フランスパンを包丁で切ることになるが、切れない。刃を親指で確認すると丸く引っかかりがない。家人はこんな包丁で毎日調理していたのかと愕然とする。砥石はあるので、水に浸す。

 思えば、昨年も今頃は森の寺子屋で使用するナイフを研いだことを思い出す。これは、回転する砥石に刃を当てるだけであったが、本数が多いので参った思い出がある。

 朝食後、包丁を研ぐ。まずは、荒い方で両面を研いで、指で確認してから、細かい方で磨く。少しは引っかかりが出来たのでこれで良しとしよう。これは、家人には言わないでおこう。気が付いてくれたらうれしいねえ。

 その後は、小枝の処理を行う。枝の太さを確認してバードコール用の枝を8本ほど分ける。それより細い枝は、栃の実人形の土台用に切断し、それよりの細い枝は、キャラクター用の部材にする。

 続いて、小枝のボールペン用の確認のために、竹串180本を中芯と同じ長さに切断し、既に穴を空けてあるホルダーに差し込む。そのバラツキの多さに驚く。不良品も多い。これらは、全て製作後確認してから預かったものである。先日も、保育所から県の方にクレームが入り、対応したばかりである。

 昼になったが、残り物で済ます。この後はセカンドオフィスへ向かうのが習慣であったが、自宅でカフェオレを作って済ます。昨年は、暖房費節約と銘打って出かけていたが、コーヒー代金+ガソリン代の方が高いことは言うまでもない。

 チャレンジ歩数が足りないので、その辺を歩きなんとか数を合わせた。

■「ぼくは朝日」(朝倉かすみ著、潮出版社、2018年)を読む。

「いいときは長くつづかないよ」