準備業務

■準備業務
 今日は、フォレストリーダーの準備業務である。数日前に地区長からメールが配信されていた。2月は4回のイベントが計画されおりその準備でクラフトの素材を加工する。
 作業場は屋根こそ付いていたがシャッターを開けているので、外作業と同じであり、雪の降りしきる中での作業になった。今日は盛りだくさんである。13名が参加した。
 先ずは、小枝のボールペン用の準備である。太さ16mm程度の枝を15cmほどの長さに切断し、中央部にφ3.2×100mmほどの穴を空けるのである。

 そして、手製の長さゲージで深さを確認する。100本ほど必要という。
 自然の枝というのは真っ直ぐではない。そこに真っ直ぐな穴を空けるのであるから思いの他難しい。打率8割という声が飛んでいたが、10本の内8本上手く行けばいいようである。
 万力で枝を固定して、横穴を空ける方法の説明を受ける。

 その後、3名がこの穴空け係になるが、どうも自分は縦に空けた方がいいようで、そうしたがドリルが外に出るなどの不良品を作ってしまった。

 その他の方は、アンパンマンクラフト用の鼻とほっぺた用に枝を手切りしている。

 プレートを作っているメンバーもいる。自分は、ナイフの刃を研ぐ方に回された。自動研磨機はあったが、水を使うのでたちまち指の感覚が無くなる。午後からもやったのでかなり過酷な作業になった。まあ、こんな日にも外作業をされている方がいるので大変だなあという思いも出た。

 作業終了後、恒例の予定確認である。畳の部屋で車座になり、ストーブも付ける。この時に、きっかけは忘れたが、自分が森林インストラクター試験に合格した話題になり、皆でお祝いをしましょうという流れになった。この試験は誰も知らないだろうと考えていたが、良く知っておられる方も数人おり、一発合格に感心してもらった。
 このお祝いはランチということになったが、これとは別に一杯飲みながらのお祝いの話も出て、ありがたいやら、照れくさいやらで居場所がなかった。
 帰宅後、メールを確認したら、森林インストラクター協会から問題集に載せるための合格体験記の執筆依頼であった。喜んでお受けしますと返信した。
 なぜ、自分に回って来たのだろうかと不思議であった。もしかして、最高点?、まさか、と想像を巡らすだけでも楽しい時間になった。【2単位/2単位】