小枝のボールペン

■小枝のボールペン

 昨日の夕飯は、カレーそばを作った。一袋10円のゆでそばを買って来て、湯通し後カレーをかける。なかなか良かった。ウドンしか試したことはなかったが、そばも行けることが分かった。

 昨晩は、いつも間にか眠ってしまったようだ。今朝も体調が悪く、家人を送って行くことが出来ず。気になっていることがあったので、着手することにした。林カレの準備作業で行えば無償にはならないが、精神的な安定を求めて行うことにした。

 小枝をボールペンのホルダーに見なして、約100mmの穴を開けて、替え芯を差し込むクラフトがある。自分たちが実施しているクラフトの中でも難しい部類に入るが、人気なので毎回苦労して提供している。

 難しいポイントは2か所ある。まずは、穴開けである。常識的にボールペンなので、小枝の径は、15mmぐらいである。大人でも直径3cmのボールペンは使わない。その中央にドリルで長穴を開けるのである。当然、自然の枝というのは、真っ直ぐではない。微妙に曲がっている。よくある失敗は、穴を開け初めは中央になっているが、最後は枝の縁を破ってしまうことである。こうなると、使えない。この穴の長さは専用のゲージを手作りして使用しているが、何年か前にボールペンの型番が違った(モデルチェンジ)したことがあり、ゲージが何種類もある状態になっていた。

 次に難しいのは、穴の深さである。理屈を理解してないで、言われたことだけやって、時間さえ過ぎればいいと考えている人が実施すると、ボールペンの頭からペン先までの長さで穴を開けることがある。こうなるとどうなるか。穴の深さは外見では見えない。

 子供たちが、一生懸命に削って、さあ芯を入れましょうとなると芯が埋まってしまうのである。その時の気持ちは察してあまりある。先日自分の担当でこの現象が起きてしまった。一本こういうのがあると、一本で済むとはいえない。そこで、自分が保管しているのを調べた。調べる方法は、竹串を替え芯と同じ長さに切断し、穴に入れてペン先が1cmほどでることを確認したら、ほとんどがダメであった。自分が保管しているのは確認されたものであった。

 そのため、今日修正することにした。

f:id:zen_chi:20191127180532j:plain

 中には、芯が入らないのもあったので、ドリルも準備する。約2時間で終えた。これで、一回分のイベントの分は対応できるので、精神的に安心する。また、自分の設備でも穴を開けられることが確認できたので、これからは、他の人に任せるのは止めようと考えている。後始末でなお時間がかかるためである。

 実は、替え芯を入れる作業も難しい作業である。先日も保育所から使っているうちにインクが漏れるというクレームがあったばかりである。

 少し休んで、ペンダント用の紐の買い物である。

 160本ほど準備してあったが、昨日のこども園に全部提供してしまったようだ。インフルエンザの影響で20名も欠席があり、その子たちの分もということだ。70本ほどで良かったが、男の子用の青紐と女の子の赤紐を用意していたが、数える時間が無くて全部渡したという。そこで、今日買いに行く。参加者の中には、紐用の箱に自然に切断された紐が湧いているかのように振る舞うのを見かけるが、腹が立つ。紐を買いに行って、長さを計って、切断し、まとめる人がいるのだということを分かって欲しいねえ。

 今日は既定の歩数を歩けてないので、また近くをウロツイテ間に合わせよう。

■「揺れる心の真ん中で」(夏生さえり著、幻冬舎、2019年)を読む。

「誰も待っていない、誰にも求められていない~」