■車検
12月に入った。早い、あまりにも早い。こんな調子では、直ぐに大台に乗ると感じる。今日は1日である。まんじゅうを買いに行くのではなく、ウドンを食べに行く日でもない。最初の用事は、セカンドオフィスへのチャージである。チャージ額の5%のポイントが付く。車なので国道8号線近くの店へ向かう。ついでに、コーヒーでも飲んで一服しようかと考える。入ると、長蛇の列が出来ている。こんな時は、あらかじめ座席を確保してから並ばなければならない。全部回ったが空いていない。そこで、チャージだけになった。
そして、今日のメイン用事は車検である。朝一に車屋さんに向かう。終了が17時という。何でも11万キロ以上走っているので、交換部品が増えるという説明を受ける。
冬用タイヤへの交換もやってしまう。ちゃんと代車も準備してあるので、公園に向かう。常願寺川公園である。
ここで、歩数を稼がなければならない。しかし、大きな公園である。何度か来ているが全体を歩いたことはない。植生調査や木の実を拾いながらの歩きであった。
樹種はメモを取っていたわけではないが、中高木で思い出す順では、シラカシ、ケヤキ、タブノキ、サワラ、イチョウ、ナツツバキ、コナラ、マテバシイ、ユリノキ、アカマツ・・・・。
木の実は、ユリノキとサワラの実を採った。マツボックリも直ぐにバケツ一杯になろうし、イチョウ(銀杏)も多い。しかし、シラカシは無数と言っていいくらいに落ちていた。まるで絨毯を敷いたようだ。
もう帰りがけに、山友のトモさんに会う。大辻山登山の帰りという。金沢へ転勤されたものの山は富山の方が多いという。
■「いつまでも若いと思うなよ」(橋本 治著、新潮社、2015年)を読む。
「“老い”とはまず他人事である」
「壁にぶつかった時が人生の考え時で、それは何歳でも起きる。」
「自分の老いには気がつかないが、他人の老いには敏感になる」
「背広は~男をオッサンにする装置」
「栄耀(えよう)に餅の皮を剥く」
「“私は年寄りだ”ということを認めてしまえば、結構な楽ができる。」
「仕事は出来る人のところにどんどんやって来る。」
「人は年を取ると孤独になる」
「~タイルは壁から剥がれ落ちる。“老い”というのはそういうもんなんだろうと。」
「死を考えるんだったら、病院に入る前の元気な間に考えなきゃいけないな。」
「死ぬんだったら心臓病」
「“年を取る”というのは、“毎月老いの積み立て貯金をする”」
「年よりの頭は、機能が少し低下したって、若いままです。」
「生きるのが楽になると、人間長生きするな」