雑感

■雑感
 読む本が無くなり、天気もいいので図書館迄歩く。しかし、休館日であった。そしてまた本が読めないことの禁断症状が襲って来る。煙草は見たことしかないけど、喫煙者の禁断症状は何となく分かるような気がする。
 いつの間にか書店にいる。一時期読みたい本が無くなり図書館に変更し、今日に至っている。平積みの本のなかに読みたい本がちらほら見える。一冊手に取り、真っ先に確認することは価格である。高い!
 最近、預金を引き出しても残高が減らなくなったばかりだが買うことにためらいがある。もし奇跡的に大金が入ったら本を買いたい。その場合は、端から端までの大人買いになろうか。
結局、文庫本を一冊買った。
今の自分には小さな冒険になった。そして、冒険ついでに小さなコーヒー店に入
る。意外に落ち着ける。
wi-fiがないので店の方に聞くと3時間無料のゲスト用IDを調べてくれた。やはり、聞いて見るものだ。
スマホを見るとG-mailが届いている。フォレストリーダーの本部からの新年懇談会の案内がメーリングリストで行われるので、これに返信すると、そのたびに全員にメールが届く。
メールを削除していたら、グーグルで文が書けたり、表計算ソフトが在ることに気がついた。知ってはいたが使うのは初めてである。
パソコンがいらないのでいいかも知れない。
 帰りも歩く。昼を回っているので、買い物をして帰宅し作って食べる。満足である。
 その後、いつもは昼寝であるが前から気になっていたことを思い出す。それは、ネイチャークラフトでバッタを作ることであった。なかなかうまくいかないが何回か練習が必要であろう。夕暮れに床に置いて家族がびっくりするなら合格である。

■「明日は味方」(山本一力著、集英社、2013年)を読む。
「〜生きていくということは自転車操業です。」
「元手いらずに借金を返せるのは作家になることくらいしか思い浮かばなかった」
「オレには絶望しているなんて贅沢はできない」
「〜世の中の仕組みがもろくなっている気がします」
「日本語でいう色の美しさを覚えろ。間違っても、オレンジ色なんていうな」
「物書きは一生、営業だといまでも思っています」
「人は安心して慢心したらおしまいです。」
「人間は絶望にさいなまれて身体を動かさないと、ダメになるという歴史からの証拠ですね」
「尽きるのは気力です」
「〜歩くことが大切なんです」
「ぼくは満60歳になった日に免許を返しました。」