小佐波御前山

■小佐波御前山
 10日ほど前だったろうか、雪山へ行きたいとくさのさんと相談していたら、週間予報で雪のマークが出始めた。そこで、本日計画していた。しかし、平野部を見る限りでは積雪はなく長靴でもいいかなと考えていたが、この2日間で新雪が降ったようなのでスノーシュー持参で向かった。夜明け前から出発し、7時20分に登山開始である。これは、駐車場から猿倉山方面を見たところであるが、予想に反して結構積もっている。しかし、最初は、登山靴だけで進んだ。

 トレースというか、犬の散歩跡だけがあり、長靴の跡であった。しばらく、登山靴だけで歩いていたが、歩きにくいのでスノーシューを履いた。

 スノーシューは昨年直したばかりである。楽に歩ける。ここから、登山道に入る。

 御前山までは南斜面は積雪が少なく、階段も一部露出しており、脇を通って歩いた。

 先頭を歩くくさのさんである。

 天気は最高で、一部だけを見たら快晴かと思うような空であった。

 もうすぐ御前山というところで、くさのさんが突然シヨートカットする。本来は左へ行くのである。まあ、どこでも歩けるのがスノーシューのいいところである。

 御前山のトイレである。この辺で1mほどの積雪であろうか。

 御前山頂上の標識がこの様子である。

 そのまま、小佐波御前山へ向かう。積雪期は何回か歩いており、勝手は知っていたが、いつものショートカットのコースが歩かれてないのを初めて見た。トレースは長靴1名分なので、スノーシューと幅が合わず新雪ラッセルの感触もあった。キュッ、ギュッ、ブリと雪が締まる小気味よい音が楽しさを倍増させてくれた。
 車道の終点まで来た。看板の埋もれ具合で積雪量が予想できる。ここから、1.1kmの登山道になる。

 尾根道になる。景色は抜群で樹木の枝には花が咲いたように雪がはびこり思わずシャターを切ってしまった。もう最高だ〜!

 急登である。少し後ろに滑りながらも一歩一歩歩く。

 下を見たところである。このくらいの傾斜があると自分のスノーシューは下れないので後ろ向きで下った。

 登頂である。祠は埋まっていた。

 もう少し先に向かい石碑の前で集合写真を撮る。

 そして、避難小屋へ入る。久しぶりに来たが、何か新しくなっているように感じた。特にトイレである。時刻は11時半で4時間の登りになった。しかし、自分には疲れはない。額の汗もかいてない。昼食を摂り、12時00分に下山開始である。

 頂上からの風景も撮っておこう。立山連邦を撮ったつもりが小さすぎて見えない!

 日差しも強くなり、暖かく最高の登山になった。木漏れ日がいいねえ。

 下山中はナメコを探しながらであった。遠くにキノコのようなものが見えたが違っていた。

 下山は14時20分であった。合計6時間20分の歩きになった。そして、冷えた体は温泉で癒す。

 今回はあまり疲労を感じなかったが途中痙攣も発生した。少しスタミナが付いたことが確認できた山行であった。