竹雛作り・他

■竹雛作り・他

 今日は竹雛作りである。しかし、フォレストリーダーの業務としてではない。フォレストリーダーのクラフトとして竹雛が作れなくなったためである。その理由は、表立って伝わっていることは、クラフトには自然の恵みを使うべきで、キンキラなどの百均製品は使うべきではない、そして、マイクロプラスチックによる海洋汚染の原因につながるプラスチック製品は使うべきではないということらしい。しかし、我々の何人かは自分たちで出来ないのでやっかんでいるのだろうと思っている。

 道具類は昨日のうちに運んであるので、家人を送りその足で公民館へ入る。この公民館の関係者の何人かが作りたいと手を挙げたらしい。昨年は竹雛製作中止を受けて伐採はしてないので、一昨年の残りを使う。そのため、人数制限がある。自分は昨年やったが、大分忘れていた。

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 何とかここまでは出来た。残りは水引で竹の周りを縛るだけである。”淡路結び”である。しかし、昨年は出来たが、出来ない。結局自分だけ最後までできなかった。自宅へ持ち帰り、パソコンを見ながらやらなければならない。

 きっちり3時間かかった。帰りに、お礼ということで弁当を出していただいた。正直自分はあまり役に立たなかったので、いただく資格はないなあと思いながら、車に積む。その後、3人で昼食へ向かう。

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 帰宅後、雛を飾ろうとし、いただいたお弁当を出すと、ひな祭り用の弁当であった。これは、夕飯に頂こうと決める。こういう心遣いは嬉しいねえ。

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 お弁当を開ける。感動の嵐であった。

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 実はこのままで終わればいい一日となったが、事件が起きた。

 話は前後するが、自宅へ着いて道具を降ろし、さあ喫茶店でも行こうかと準備をしていると、リュックがないことに気が付いた。行先は、公民館とうどん屋さんだけである。公民館へ行ったがない。うどん屋さんへ持って行った記憶がないので、車上荒らしと判断し、交番へ行く。車の指紋採取や調書を取られ、銀行の口座封鎖手続きを行った。この時に役立ったのは”エンディングノート”である。ここには、預金の口座番号や暗証番号は記載してある。

 警察から確実にあったところはどこかと聞かれ、昼食へ行く前と答える。その後、必要がないのでリュックは持って行かなかったと確信した。しかし、念のためにうどん屋さんへ電話すると”忘れ物がある”という。警察官は2名、呆れた顔をしていた。警察官を後部座席に乗せて現地確認を行う。何も取られてない。

 これには愕然とした。記憶が飛んでいるのである。何度考えてもうどん屋さんへリュックを持って入った記憶はない。そろそろ、新しい病気が増えそうな気配であった。