とほ活

■とほ活

 記録を見れば昨年の11月15日、糖尿病予防の無料講座に参加して”とほ活”の記録用紙を受け取った。実は”とほ活”はこれ以前にも知ってはいたが、今一つ実施に踏み込めなかった。しかし、この講座で強制的に90日の記録を提出しなければならなくなり日々これでいっぱいの日が続いた。そして、今日が90日目である。そこで、最終日を締めくくるべき記録を作ろうと考えた。これまでの最大歩数は20,500歩なので、24,000歩を目指そうとする。だいたい15kmの距離になる。これを、午前中、午後、夜と3回に分ければ無理にはならないだろう。

 今日は、いい天気である。フォレストの道具を運ばなければならなかったため、車が必要なので、家人を送ってから、そのまま総合運動公園に向かう。

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 まだ、積雪が少しあるが、歩けないほどではない。多くの方が利用しておられた。ここで、12,000歩ほど稼ぐと昼になったので帰宅する。

 昼は決まっていた。カレーが残っているので、カレーそばにする。茹で蕎麦を買う。10円の賞味期限のせまったのは売り切れだったので、止むを得ず14円の定価で買う。

 帰宅後昼食を作る。カレーそばは湯通しだけなのですぐ終わるが、野菜炒めも作る。バラニクのスライスを4枚使ったので多すぎた。塩麴が無くなっていたので、砂糖とミリン、醤油で味付けるが、砂糖が少なかったようでしょっぱい味になってしまった。でも十分食べることができる。少し少ないかなと、ハムサンドも作った。カラシは粉を溶いて冷蔵庫に入れてあったが、酸化が激しく全て廃棄した。チューブは酸化を防ぐ意味があったのであった。しかし、これにめげず、カラシ粉を必要分を水で溶いて使って行きたい。ハムサンドは作ったが、腹が一杯で食べることが出来なかった。夜に回った。家人が帰宅して一切れ食べてくれた。

 フォレストの道具を運んで、第二ラウンドである。公園を歩く。このころになると、歩くところに雪はない。

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 帰宅して歩数を確認すると、2万ほどなので、第三ラウンドで家人が行っているプール前の公園を歩く。風はなかったが寒いのでフードを被る。このウエアは、腹囲に合わせて買ったので、袖は長い。グーをすると袖の中に隠れるのでこういう場合は都合がいい。沢山の方が走っており、それにつられて大分歩くことができた。25,000歩になったので終了する。

 結果は、90日全日で未達成はなく目標達成である。思いだすと大変であった。1週間や10日ほどなら続けるのは容易であったろうが、90日は長かった。特に苦労したのは、雨である。アーケードの中や健康パークの中や家の中で歩数を稼いだ。今日で記録は終了するが、おそらくこの後も続けるだろう。まあ、未達成もあるだろうが気にしない姿勢が長続きの秘訣だろう。

 スマホに見慣れないメールが届いた。なんと、自分の一か月の行動が記録されている。東京へ行ったことも記録されている。歩いた距離や時間、車での距離や時間やどこへ行ったかもマップで示されている。このように、個人に通知できるということは、発信元では全ての個人情報が分析できるわけである。何も後ろめたいことはないものの、恐ろしさを感じた。やはり、スマホとは距離をとっておかなければならないと再度認識を強くした。

■「噺家の卵 煮ても焼いても」(柳家さん喬著、筑摩書房、2017年)を読む。

「人の運命は好むと好まざるとにかかわらず自然とその方向に向いて行くものなのだろうか~」

「挫折は自分を見直すことができるチャンスなのかもしれない。」

「知識は宝を生む」

「どんなものでも初めて出会うものはすべてに上質なものでなくてはいけない~」

「素直が一番」

「こいつはへただと思ったが、お前と同じレベルだ」