うるう日

■うるう日

 今日は2月29日で4年に一回の日である。なんか、儲けたような気になる。今日も特に用も無く、別に急ぐ必要もないが、天気が良かったので外出する。昨日、三番目が帰省しており、韓国土産をたくさん持って来た。先日一人で旅行していた。安宿に泊まって各地へ行っていたようだ。そうして、また友人と行くという。まあ、今の時期はダメだろうが。正月に3人が帰って来た時は、二人が家の中で英語で会話するので居れなかったことを思い出した。携帯の翻訳機も登場しているが、やはりブロークンでもいいから自分で会話する方がぜんぜんいい。会話というのはそういうものであろう。

 今日もマスクもせずに不要不急の外出をしたが、どの店の中は空いているように感じた。店の中で咳をしたら周りの方が離れていった。マックドで大きなクシャミをしたら、一つ隣のテーブルの方が、対角線の方に移動した。あまりのも大きなくしゃみであったためか目から涙が出た。目がうるう日であった。

 最近読んだ本にイタリア料理の話が出ていたので、今日はイタリア料理を作ろうと決めた。しかし、自分が作れるのはスパゲッティぐらいである。なんとなく、トマトニンニクスパゲッティが食べたくなった。トマトを買って帰宅する。ニンニクは丁寧に薄切りし、店では入っていないが、バラニクを大量に入れて炒める。そして、みじん切りしたトマトを1っこ入れて、塩で味を整えるが。減塩にした。果たして味は?

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 流石に、専門店の味には及ばないが、十分おいしく食べることができた。これでも100円ほどしかかかってないだろう。やはり店のはトマトそのものが違うのだろうなあ。

■「食堂メッシタ」(山口恵以子著、角川春樹事務所、2018年)を読む。

「悲しみはカウンターパンチのように瞬時にではなく、ボディーブローのようにジワジワと効いてくるらしい。」

「食べることに対する意欲がなくなってしまった。」

「楽しい時間ほど速く過ぎるのだ。」