下ごしらえ

■下ごしらえ

 天気予報は雪や曇りであったが、外を見ると陽射しが出ている。少し外を歩こうかなどと考えていたが、寒いので止めた。今日も8時過ぎまでグズグズしていた。しかし、そんなに眠っておられるはずもなく、起きて朝食を作り食べる。

 時間があったので、昼に食べる揚げを茹でて、下ごしらえする。こうしておくと、十分に味が染み込んで美味しくなる。

 今日はパンを買わなければならない。なんせ、一袋に3枚しか入ってないので、3日ごとに買いに行かなければならない。しかも、直ぐに売り切れてしまうので、機会があるごとに置いている店を増やしている。セカンドオフィスへ向かう前に、スーパーへ寄って買う。ここは、9時から開いているのでこういう場合は都合がいい。

 セカンドオフィスは数組がいるだけであった。静かな状態が続いたが、突然うるさくなった。うるささの原因は、客ではなく、店の方である。まあ、普通に会話しているのだろうが、静かなので大きく聞こえるのかもしれない。

 最近、五月蠅さ対策としては、パソコンにイヤホンを差し込んで音楽を聞くことにしている。

 昼時刻になったので帰路に着く。今日も12時30分からのFM放送を聞くために、行動する。ラジルラジルは使わないねえ。いつでも聞けると思うと返って聞かないのかもしれない。

 まず最初は、今日は蕎麦の日なので、手間はかからないし、朝下ごしらえしてあるので、楽である。

 そこで、明日の下ごしらえをすることにした。明日はスパゲッティである。これまで、何度も上手くいかなかった、有名イタリアレストランのトマトニンニクスパゲッティを作ることにした。この間まで、甘さの原因がつかめなかったが、冷凍食品の裏の成分表示を見て、オニオンソテーとフライドガーリックと突き止めた。

 まずは、オニオンソテーを作るが初めてある。店にも売っているが、そんなに使わないので買うと腐らせて捨てることに繋がる。スマホを見ている暇はないので、勘で作る。といっても、切って炒めるだけである。ある程度のところで、味見して甘さが出ておれば終わりである。

 次いで、フライドガーリックであるが、これも初めてである。まあ、名前からしてニンニクの薄切りを揚げたモノだろうと、薄く切って、オリーブオイルで焼いた、色が変われば終わりである。

 この2点は明日の下ごしらえとしてラップをして保管しておく。

 そして、蕎麦であるが、タマネギの残りがあったので、オニオンリングを添えることにした。このリング状に外すのは面倒だったね。しかしスマホを見ている余裕はない。

 まあ、美味しく出来上がったね。流石に、コロッケは残してしまった。今の時期はネギだね。太い部分を焼いたら、中がトロトロになって良かった。

 今まで失敗したと考えていた、ダイコンのベッタラ漬けは、真ん中の方は違和感なく食べることができるので、再トライする。下漬けは何回か重石をずらして3日以上漬け込もうと決めた。

 12時半から14時までなご成ってFM放送を聞いてから、実家の後片付けである。

 15時まできっかりやってから、第二部である。朝とは違った店にする。ここも五月蠅かったね。ここは客である。しかし、イヤホンを付けてNSPというグループの歌を聞いている。

■「平凡な日常を切り捨てずに深く大切に生きること」(三浦綾子著、フォレストブック、2022年)を読む。(その2)

「汝自身を知れ」

「~実は自分を一番理解していないのは自分であり~」

「自分は賢い。自分は思慮深い。自分は慎重だ。自分は用意周到だ。と、すべての面で、わたしたちはやっぱり自分の力を信じている。」

「人は年をとると、しだいに欲が少なくなると思っていましたが、まちがいでした。」

「人間は底知れなく、悪いものですよ。底知れなくね」

「世には、金だけに執着したり、ひがみっぽくなったりする老人もある。若い時の華やかさだけが思い出となり、ただ過去の思い出だけに恋々とする老人も多い。」

「人間というものは、人に尽くしてもらったからといって、それほどありたがるものではないのです。」

「人間というものは尽くすに価しない存在である。」

「私たち人間は、不幸や事故に出会ったことを、すなわち当人の行為の結果だと思いやすい。」

「教えることは恐ろしい以外の何ものでもなかった。」

「死んだ者のことは、ほおっておいてくれ。」

「人間は底知れなく、実に悪い者です」

「国民みずからが志願さえして命を捨てに行くほどに巧みに洗脳されてしまう~」

「~たんなる平和論では本当の平和が来ないのを感じました。」

「絶えず人よりも自分を一段上におき、批判し、見下している。」

「自分にとって大事なのは自尊心であって、他の何ものでもない。」

「人間はその人間にふさわしい事件に出会うものだ」