蕎麦縁

■蕎麦縁

 今日は家人が休みなので、朝から出かける。あいにく雨が酷いので、バスを利用する。いつものセカンドオフィスでモーニングセットを頼む。しばらくすると、蕎麦屋さんが入店され、この間の花の名前は間違いないと感謝された。何分、葉だけだったのであまり自信はなかったが良かった。世間話に花が咲いた。

 9時43分にY.O.さんが入店され、軽く挨拶する。そうすると、蕎麦屋さんは、あの方は知り合いかと聞く。だいぶ前から素敵はご婦人だと思っていたという。そこで、前の職場の同僚でしたと応えると。必然的に、どこの会社かとなる。その会社名を話した途端に、会長の名前が出て来て、良く食べに見えられるという。9時51分にY.O.さんが出られる。これまでの最短ではなかっただろうか。

 そんなこんな話をしている中で、昼食に店に行くのでそば粉を売って欲しいと懇願し承諾された。

 昼食は、メニューで一番高いものを頼む。天ざるそばである。

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 食べ始めて、格の違いに感動であった。これは、旨すぎる。やはり人に出すにはこのレベルか。てんぷらも最高であった。店の雰囲気もいい。季節の花が活けてあり、先日問い合わせのあった花も活けてあった。

 そば粉を格安の値段で購入することが出来て喜んでいると、手打ちうどんとダシも付けてくれた。何か悪いねえ。

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 帰るころには小止みになっており、徒歩で帰宅する。さっそく、蕎麦打ちである。定年後の蕎麦打ちについて、あまりいい書かれ方をされてない表現が多いが、別にいいではないかと思う。

 十割蕎麦を作りたいが、初めてなので、まずは二八蕎麦にする。十割蕎麦が切れ切れになるのは機械打ちのためではないだろうか、全て手打ちにすると切れないと思うのだが、次回の課題である。

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 水の量はよくわからなかったが、うどんと同様にした。

 こねて、こねてやっとまとまった。

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 この状態で明日まで冷蔵庫で寝かせる。

 昼からは、近くまでタケノコを採りに行ってきた。

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 明日は天ぷらにして今日頂いたうどんに付けよう。蕎麦も試したいので、今回も相盛りになろうか。

■「コンプレックス・プリズム」(最果タヒ著、大和書房、2020年)を読む。

「変とか言われて喜ぶやつは凡庸だ」