大雨

■大雨

 朝から雨である。そして、強い雨脚である。今日は、家人が出勤日なので、昨晩子供に予定を確認していたら、家人と一緒に出掛けるという返事であったので、今日は車が無い、ラッキーと考えていた。しかし、子供は深夜まで課題に取り組んでいたので、やはり朝は起きられなかった。そこで、自分が家人を送って行く。こういうパターンが一番歩くのに苦労するのである。雨が掛からず、駐車料金もかからず、利用料も掛からない場所を探すのが大変なのである。子供の送り迎えが無ければ、バスでアーケードまで行けば済むが、今日はそういうパターンではない。いつ電話がかかっても大丈夫なように、傘を差して近くの公園を歩く。7千歩は行きたいと考えて歩き始めた。

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 中には傘を差して歩いているご婦人も居た。雨脚は容赦なく途中でやめざるを得なかった。しかし、いいこともあった。この施設の前に雨のかからない100mほどのひさしがあることが分った。これからの雨の日は、ここを歩くに限る。往復200mなので、30往復ほどすればいい。

 午前中に電話が掛からなかったので帰宅し、昼食である。今日は、昨日の蕎麦打ちの続きである。冷蔵庫の中で寝かしてあった蕎麦の塊をこねようとしたが、硬くて手ではダメである。足でほぐす。そうして、包丁で半分にして伸ばす。これがなかなか大変である。やはり、専用の道具があった方がいいかもしれない。

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 蕎麦なので細く切る。しかし、伸ばし方がダメなので、太い蕎麦になってしまう。

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 そして、昨日サービスでもらった手打ちうどんも茹でて相盛りにした。天ぷらにタケノコを使おうとしたが、別の料理に使われてしまっており、在庫はなかった。冷蔵庫の余りもので作る。

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 まずは、初めて打った蕎麦を食する。木の棒みたいになってしまってダメであった。しかし、うどんは専門家が打っただけに最高である。やはり、人に出すにはこれだけのレベルが必要なんだと、自分の打っていたうどんと比較しながら感心した。

 そこで、ダメな原因を考えると、いろいろあろうが、真っ先の改善しなければならないのは、伸しであろう。狭いまな板の上ですりこ木で伸ばしているので、薄くならない。実家に餅を伸ばしていた板があったと思うので探して見たい。

 麺は食感が大事だということを今更ながら認識したのであった。

 子供が起きたのが15時過ぎであったので、送って行った足で家人を迎えに行き、今日が終わった。やはり大雨警報が出たようだ。歩数は、家の中で稼いで1万歩少しでやめた。

■「つりが好き」(多数、河出書房新社、2020年)を読む。

「一つの噺を百遍やれば、そこではじめて自分のものになる~」

「今の日本には、足よりも確かな交通機関はないよ~」