■軽井沢
数日前に軽井沢へ行こうとなった。自分は一瞬「またか！」と思ったが、表には出さず準備をする。最近の軽井沢はアウトレットに決まっている。到着後、まずは昼食である。たくさんの店があるが、主導権は自分にはない。また、前と同じ店に入る。駐車料金が無料になっていた。
このハンバーグは上下別れて出されるので、カラシやケチャップを付けて、二つを合わせるところから始まる。そうして、慎重に、２辺が閉じてある正方形の袋に入れる。食べるときには、潰しながらということであったが、潰しても口にはいる訳はない。上部分、下部分とかじっていく。味は最高である。もちろん、値段も張っている。自分はこのようなハンバーグを食べるときは、押切のように、歯を素早く動かし切れ味すっきりを目指している。そうしないと、周り中から具がはみ出てしまう。
ここで事件が起きた、かじった時に、ソテーされている玉ねぎの輪切りの外側が歯に引っ掛かったので、そのまま食べると丸い玉ねぎの断面が出て来て、白い服にべっとりと付いてしまった。服には、ソースで丸い輪がいくつも付いてしまった。慌ててふき取るも、ダメであった。
食後、二手に分かれる。何回来ても思うが、ここは自分のような貧乏高齢者の来るところではない。そこで、ただ歩数を稼ぐためだけの目的でアチコチ見回った。
半そでのポロシャツ１枚だけでは肌寒かった。１９℃と表示されている。
家族は、大きな紙袋をいくつも下げて戻って来た。運転は少し疲れたが、全部高速道路なので、いつもの山行のような一般道での疲れとは違う。
