新蕎麦

■新蕎麦

 今日は家人が休みなので、7時前に家を出てセカンドオフィスに向かう。朝は、雨上がりで気持ちが良かった。念のために傘を持参する。昨日のNHKスペシャルでのマスクの有効性を示す報道に動揺している。

 月曜日は混んでいる。いつもの席はふさがっているので、離れた席にする。1時間もすると席が空いたので、移動する。ようやく落ち着く。

 常連さんが来店された。実は、今日はお願いがあったのである。新蕎麦粉を分けてもらいたいので、昼は外食するというお願いである。別の方も賛同されて2人で行くことになった。

 狙いは、けんちん蕎麦であったが、今月末からの提供というので、山菜蕎麦にした。

これが、非常に旨い。まずは、素材が皆立派である。

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 いくら材料がそろっていても自分では絶対に作れない味であった。

 そして、新蕎麦粉を1kg購入する。今回も少し多めに入っているようだ。使うのは明日以降になろう。

 帰宅後、少し昼寝してまた喫茶店でも行こうかと思ったが、今日の気温は真冬並みで出るのを躊躇われた。そのまま、テレビなどを見ていると、相撲の時刻になり、結局出なかった。まあ、お金を使わないで済んだね。

■「活眼活学」(安岡正篤著、PHP、2020年)を読む。

「柳に雪折れなし」

「読書も、つまらない時間つぶし、気晴らしというような読書では駄目、~」

「~代議士が、“毛沢東”のことを“ケザワヒガシ”などと言う」

「おおよそ日本人くらい自国の歴史や民族文化をお粗末にしている~」

「~外国の知識階級は~古典というものを大切にします。」

「~物質文明、享楽文明が発達するほどに~肉体的・精神的に病的になる。」

「~こうでなければならぬという判断は、人格、体験、あるいはそこから得た悟り等が内容となって出て参ります。これが見識であります。」

「現在日本人は、教養を失って低俗化つつある~」

「一期一会~今生にこれを限りと思う気持ちになる。」

「~“ただ坐れ”只管打坐~」

「~結局石を愛するというような心が詩の極致であり~」

「~達人になるほど形骸や枝葉末節に捉われずに、真生命を把握する。」

「自分がどういう素質能力を天から与えられておるか、それを称して“命”と申します。」

「~時々は断食や節食をやる方が~」

「人生は習慣の織物である~」

「乗り物の発達は人間をひどく不健康にする。」

「興味があるということと能力があるということは違う~」

「我々が働くことによって消費されるエネルギーよりも、退屈することによって消費されるエネルギーの方が大きい。」

「四つに忍耐、一つは冷ややかなること耐える。人生の冷たいことに耐える。第二に苦しいことに耐える。第三に煩わしいことに耐える。第四は閑に耐える。」

「漫然とテレビを見たり、小説に読み耽ってせっかくの時を無駄にする~」

「~自分は何か信仰・信念・哲学を持っておるかどうか。これは一番人間としての根本問題である。」

「マスコミなんていうものが発達すると、人間の思想が混乱するわけです。」

「~病気は治った、患者は死んだ~」

「人間は足が大切だ。」

「とにかく文明は、挙げて廃物を作って、それに人間が絶大な脅威を受ける。」

「人間というものは~どたん場にならぬと真剣にならない。」

「~少し心掛けを良くすればまことに人生は無事なのです。」

「偉大な魂の主はその敵を軽蔑するものではなく、実は忘れるものなのです。」

「くだらぬものをなるべく見ないようにすれば、そのお陰で本当のものが見えるようになる。」