巣ごもり

■巣ごもり

 今日は家人が遅出である。朝5時30分に起床し、居間のファンヒーター、脱衣所の電気ヒーター、ボイラーを付けて、湯船の蓋を開けたまま風呂を炊く。そうして、部屋に戻る。30分ほどして、風呂に入る。その後、部屋に入る。朝食を食べてから必要不急の外出をすることにした。朝方は雨も降っておらず、十分歩くことができたが、風が冷たかった。風が冷たい場合は、フードをかぶって歩く。

 セカンドオフィスに着いたが、いつもの場所が埋まっていたので、別の席に座るが、30分ほどして空いたので移動する。まもなく、常連さん方が2名入店される。県内のコロナ発生状況から始まって、コーヒーの話などいろいろ飛ぶ。

 今、14時過ぎ、停電になった。

 昼は歩いて来れたが、到着20m前でチラチラ降って来た。昼は、とろろ蕎麦にする。10割蕎麦なので風味がいい。大分切れてしまったが、まあ、悪くはなかった。

 午後からは、暖房費節約のために喫茶店に行きたかったが、この雪では出る意欲はなくなる。結局、午後からは巣ごもりである。

 明日は、門松を片付けようと考えている。

■「けものが街にやってくる」(羽澄俊裕著、地人書館、2020年)を読む。(その2)

「現在の人類は、運命共同体の危機を回避する責任意識より、直面する自国の経済発展や企業の利益を優先させてしまう。」

「温暖化は人間の身勝手が生み出したものだから、人間が耐えるのは仕方がないとしても~」

「~シカの急増は日本の生物多様性にとって、最も深刻な危機ということができる。」

「人間は自然と折り合いをつけてこそ生きられる。」

「AI~地球生態系への害という点において、最も強く害を及ぼしているのは人間であると判断するかもしれない。」

「~ひとたび問題が起きれば、害獣など徹底して駆逐しろという、できもしない極端な意見が出てくるものだ。」

「~獣害リスクと棲み分けるために欠かせない人間活動の基本は農業である~」

「~お金が乏しくなっても、水と食料と燃料は手に入り続けるシステム~」

「~人体に害性のある除草剤が無造作にまかれても困る。」

「人的資本~金融資本~製造資本~自然資本~」

「~逆に山にこもって戸籍と定住に縛られない世捨て人、公権力の統治に縛られない自由人~」

「各種森林計画~どんなに熱く自然保護を語ったところで、計画が変わらない限り森は変わらない。」

「根気よく、頻度高く山に分け入って調査を行う必要がある。」

「データ収集に時間のかかる研究は、論文本数で評価される舞台では生き残ることができない。」

「その改善は、多くの生物系の研究者やアマチュアナチュラリストたちの良心に期待するところである。」

「~専門技術は、林業、農業、造園業、あるいは土木の分野~」