初笑い

■初笑い

 今日は家人が休みなので、直接セカンドオフィスかと思いきや、階下へ降りて行くと子供を駅まで送った後であった、そこで朝食後車で送ってもらった。

 今日のストレートコーヒーはブラジルであった。まもなく常連さんが入店され、一時間山の話で盛り上がった。自分の記録を何度もみながら話は膨れる。

 そろそろ疲れが出て来た。出る時刻は決めていない。コーヒーが無くなったらである。問題は昼食である。寒いし、熱い味噌ラーメンでも作ろうかとほぼ決まりかけていたところ、知人のTさんからランチのお誘いがあった。それも、味噌ラーメンを食べようという内容であった。渡りに船とはこういうことである。近くでピックアップしていただき、目当てのラーメン屋さんに向かう。幸い座ることが出来た。

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 今の自分の中では味噌ラーメン部門第一位である。これで、小盛であるが、十分な量である。

 続いて、お茶である。帰り道にあるコーヒー店に入る。ここは、先日、子供と行った店である。机が広く、ゆっくりくつろげることができるので贔屓にしたい。

 サイフォンコーヒーを自分の器に入れる知人のTさんである。

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 コーヒーを飲みながら、いつものようによもやまの話で盛り上がる。いや、笑わせてもらった、腹がよじれる。今日は、実質初笑いであろうか。

 天気は雨であった。雪が溶けてくれる恵みの雨であった。

■「コロナの時代の僕ら」(パオロ・ジョルダーノ著、早川書房、2020年)を読む。

「数学とは数の科学などではなく、関係の科学だからだ。」

「基本再生産数と呼ばれR₀という記号で示される。記号の読み方は“アールノート”~」

「~そもそも自然の構造が線形ではないのだ。」

「~ある種の状況下ではあきらめることが唯一の勇気ある選択だ~」

感染症の流行時、僕らは自由であるながら、誰もが自宅軟禁の刑に処された受刑者なのだ。」

「自分の損得勘定だけにもとづいた選択はベストな選択とは言えない。」

感染症の流行時は、人類の有能さが人類の不幸の種ともなる。」

「中国の人間はぞっとするような動物を食べる。しかも生きたままで」

「COVID-19とともに起きているようなことは、今後もますます頻繁に発生するだろう。」

「今回の流行で僕たちは科学に失望した。」

「季節性インフルエンザのほうがCOVID-19よりもずっと多くの死人が出るぞ」

「~ひとは真剣に考えぬまま何かを信じることがあるのだ。」

フェイクニュースは感染病のように広まってしまう。」

「~パニックとは、ギリシア神話のパン神のいわば事故循環的発明だ。」

「ウイルス~すぐに変異し、状況に適応できるという一点では人間に勝っている。」

「~感染症流行時は、躊躇したぶんだけ、その対価を犠牲者数で支払うものと相場が決まっている~」