小間板

■小間板

 今朝も4時半過ぎに目が覚める。どうも、昨日の議長ショックが響いているようだ。

「賛成の諸君の起立を求めます。起立多数。よって本案は可決されました」と言ってもいないことが、国会の審議とダブって湧いてい来る。これは、マズイ兆候である。

 朝方は曇りであったが、遠くに雨雲が見えたので傘を持参でセカンドオフィスまで歩く。途中、バス停でバスが見えていたが、今日は乗らなかった。今日の自分の予定では、だいたい1万歩になる予定だからである。

 セカンドオフィスでは、常連さんが入店され、蕎麦の話から始まって、魯山人の話だけで30分以上盛り上がった。ある事柄について、1時間以上喋ることができることを知識と思いたい。こういう時間はありがたい。議長ショックも和らいだようだ。

 昼であるが、なかなか決まらない。そこで、八百屋さんに向かう。回っていると、山芋があったので、1本だけ求める。長さは1mほどあったので今日も、リュックから山芋だけを出した風体で歩くことになる。

 どうもそば切りが悪いと感じており、名前は知らないがガイドを作ろうと考えていた。予算は100円ほどとした。店の中を回っても、適当なのがない。この板を調べると小間板という名前であることが分った。折り曲げた麺の上に置いて、切る動作の後、左へ傾けて小間板をズラスということで、この板に求められることは水平面と包丁を当てるぐらいの厚さが必要であることが分った。持ち手も付けて試して見ることにした。

 帰宅後、シイタケの収穫である。5個ほどもいだ。

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 もう一回ほど収穫できそうだ。

 自宅には9割蕎麦が一食分ある。いつものように、伸ばしてから折り曲げる。そうして、製作した小間板で試して見る。なかなか難しいようだ。

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 とろろそばになった。とろろは最後まで擦切ると達成感がある。

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 次回からつなぎの量を5%にして試すことにしており、10%の味をしっかり確認しておきたいのでザルソバにした。食べると、なかなか旨い。前回は十割蕎麦の後なので違和感があったのかもしれない。これなら、十分行けると思った。

 小間板を使う切りの練習も少しやらなけれならない。

 歩数は1万2千歩ほどになった。なかなか1万歩は難しいね。

 マスクもようやく1枚10円を切った価格になった。元に戻っただけであるが、60枚500円なので1箱購入した。

■「月や、あらん」(崎山多美著、インパクト出版、2020年)を読む。

「ヒトとヒトが対等の関係でいるためにはさ、不要なおすそわけやお情はかけぬがまし~」

「~ウンコ中に悟りを開いて浄仏したってヒト、三人くらい知っちょんよ」

「世間では、三十過ぎたら顔も心も自分で作るもん~」