保留

■保留

 今日は暖かくなるようだ。朝家人を送ってから、図書館へ返却に行くと、家人からLINEが入り、スーパーへの野菜の購入を依頼される。そうして、ようやく自分の時間が出来る。セカンドオフィスへ向かう。マイカップを持って、注文しテーブルの椅子を引いて、まさに座ろうとしたところで、子供から送れの連絡が入る。そのまま、座らず、幾分コーヒーをこぼしながら店を出る。変な客だと思われただろう。

 戻れば直に昼である。今日は、つなぎ5%の蕎麦をつくる。直ぐに確認したかったので、打ち立てを伸ばして切る。果たして・・・・。

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 今回も確認したいザルソバにした。あまり切れなかったことは評価できる。しかし、味については、唸ってしまった。まずいわけではないが、どうも期待していたのと違う。今回は、いわゆる三立てになってしまった。三立ては、打ち立て、切りたて、茹で立てらしいが、これが一番旨いという方々がいる。しかし、自分では打って1日ほど熟成させた方が旨いと感じている。そのため、今日の評価は保留にしたい。

 切る時には、小間板を使用したが、包丁が和包丁なので上や下が切れずくっついてしまう。これでは駄目である。今度は包丁かと、値段を調べて驚いた。高い!それでは、内輪で一番近いのを百均で探してこようと思う。切り歯が水平であることが要求される機能である。

 午後からは、フォレストリーダーの準備作業を行う。まあ、半分日向ぼっこである。

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 家人を迎えに行く前に公園に行ったが、サンシュユが花をつけていた。

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■「人生賛歌」(小檜山 博著、河出書房新社、2020年)を読む。(その1)

「人生とは今日一日のことである。」

「勉強よりも大切なものがあるということを知るために勉強するのである。」

「まったく実力もない者が目立ちたがると、ろくなことにならないのであった。」

「~自分が精神面において薬に頼るという重い病気の状態にあるのではないか~」

「~ワープロも携帯電話もインターネットもスマホとかいうものなど何一つない。~それを頼って脳味噌がやられ、その魔力から抜け出せなくなり、思考、判断、批判力を喪失~」

「死んで名を遺したがるのは愚か者だけだと言った。~生活するうえで、まったく必要ない。」

「家族や気の合った友人とうまい酒を飲んで、うまい物を食べ、心豊かに話をし、旅をすること~」

「~いい本を読むことは人生の重要な一部~」

「生きるうえで必要なのは、いい仲間といい社会といい食べ物、そしていい本だと考えているからである。」

「貧乏は好きではないが、うまい物を食うのと酒と読書を人生の幸福の大きな要素と考えている。」

「年寄りはただでさえきたないと思われる~」

「いま作家と言われている人は偉いわけではない」

「また六十歳過ぎてから加速して増えてくる物忘れも、明らかに脳みそのはたらきが低下している~」

「~第一に体を鍛えること、第二に母語を学ぶこと~」

「ぼくは見栄を張って生きたい。」

「愚かな人間は、いつも自分以外の人間を愚かだと思っている。」

「人生、予定どおりいかなくて面白い。」