下見

■下見

 今日もいい天気であった。7時過ぎにセカンドオフィスへ向かう。時間帯が異なると座っている人も違う。指定席に別の方が座っていたので、別の席に座る。しばらくして、その方が店を出られたのですかさずその席に移動する。

 まもなく常連さんが来店される。話題は、四国の話もあったが、蕎麦の話が多かった。

 今日の予定は下見である。夏の仕事をお出かけ定期券で可能かどうかの検証でもある。その前に、昼である。中心街に来た場合は決まっている。食堂への入り道で、見たことのある人が電話をしながら歩いている。なんとフォレストリーダーのYさんであった。こんなところで会うとはとお互い思っており、いっしょに食堂へ入る。いつもは定食であるが、気分的にラーメンが食べたかった。

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 これで500円代である。

 その後、下見に出るが、まずバス停が分からない。いろいろ調べて、とんでもない場所に停留所があった。無事近くで下車できたが、問題が発生した。お出かけ定期では9時以降に下車しなければならず、今日の感じでは数分早くなる。そうなると100円では行けないことになる。そこで、次のバスという想定で仕事場まで歩くと15分前には到着することが分った。まあ、最初から作業服で出かければ着替える時間が要らなくなり、大丈夫だろう。

 帰りも確認する。普通停留所は向かい合っていると考えていたが、これも100m以上も離れた場所にあった。下見をして良かった。

 第一ホテルが閉鎖したので、その前のビルの2階にある喫茶店に入ろうと近くで降りた。しかし、店はクローズであった。定休日だったのかもしれない。

 松川べりのサクラは葉が出始めた。

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 自宅の電化製品が相次いで調子が悪い。こんな時の対応は自分である。まずは、洗濯機であるが、自動運転すると脱水のところで、衣服の偏りがありますと、声まで出して止まってしまう。中の容積を半分以下にしても同じメッセージを繰り返す。いわゆる壊れているのである。そこで、電源を切って、脱水だけにしたら正常に働いたので一見落着であった。続いて、冷蔵庫である。冷凍庫の引き出しが出なくなった。無理に引っ張るとガリガリと大きな音がする。そこで、冷凍庫の引き出しを取り払い中を確認すると、壁面に氷がびっしりと付着している。昔は霜といったものだろうか。ここで活躍したのは、ペンキを剥ぐピーラーである。大きいのは蕎麦切り用にしているが3本セットで小さいのもある。これは樹脂製なので冷蔵庫を痛める可能性が少ない。氷を剥ぎ取り一見落着であった。電気製品は必ず壊れると考えており、スマホの中でなんとかペイのようにキャッシング機能をつけるなんては、とんでもないことだと自分は考えている。

 歩数は1万5千歩でやや多い。健康のため歩き過ぎには注意したい。

■「私は夕暮れ時に死ぬと決めている」(下重暁子著、河出書房新社、2020年)を読む。(その1)

「偶然ではない。ずっと心に念じ、そう生きたから同じ日に死ねたのだ。」

「感受性を失わない人は、いつまでも若々しい。」

「心を閉じ、他人や世間体ばかり気にしていると、感動は老け込んでゆく。」

「犀の角のごとく、一人歩め」

「自由な暮らしを獲得するためには、経済的自立と精神的自立は不可欠である。」

「二人暮らしでこそ自立が試される」

「生き方はそのまま死に方につながる。」

「自分の命を自分で決めていいものだろうか。」

「自然の意思で生まれてきた私たちは、自然の意思に沿って死んでいくのがふさわしい。」

「人間には自分の意志で行動を決定する権利がある。」

「静かに死ぬこと、それもあらん限りの尊厳を保ちながら」

「人間は、自分の人生に対して、自分が決断をくださなければならない。」

「彼らの話では、六十歳定年になってからでは遅い。油ののりきった五十代にやめて次なるステップに進むぎりぎりの線だとか。」

「自分にとって大切なのはどれで、必要ないのはどれか、考えてみれば毎日がその選択の連続である。」

「断ち切ることでしか、強くなることが出来ないのだ。」

「ヘッセにとって庭は瞑想の場。」

「年をとることは~すべてが減ってくる。」

「仕事は、自分の姿勢を正してくれる。」