小刻み

■小刻み

 子供が帰省してきたので、車での送り迎えは免除になると期待していたが、甘かった。今日は、8時、10時、14時半、16時、22時と送り迎えが細かい。こうなると、何も出来ない。実際、午前中はいい天気だったので、車の中でサードオフィス気分に浸る。よく眠れたようだ。

 昼は、昨日打った蕎麦をとろろで食べる。付け合わせは、タケノコの天ぷら、ワラビの昆布〆、ソーセージにする。普通に旨い。

 14時半に送った後、16時までは帰宅禁止である。この間は、セカンドオフィスで過ごすも半分ほど眠っていたようだ。

 図書館横で常連さんに出会う。もう3週間顔を出していないとのこと。

 スーパーへ古紙の回収へ行く。1kg=1ポイントになり、500ポイントになったら500円の商品券に換えられる。しかし、タッチパネルが書いてある通り作動しないので、ポイントをもらわず投げ入れた。こういう手もあったのかとあきれると同時に感心した。

 今日も、不健康な車生活なので歩けてない、そこで家人を迎えに行く前に公園を歩く。今の時期、樹木に花が咲いていていいねえ。

 ホウノキに花が咲き出した。

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 トネリコにも花が咲いた。

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 カリンにも咲いていた。

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 歩いていると、聞き覚えのあるモズの声がする。姿も目視で確認できた。

 今日は7千歩止まりであった。

■「松田道雄」(松田道雄著、平凡社、2021年)を読む。

「子供たちが親の願い通りに育たないと気づいたのは、いつのことだろう。」

「教育者は~子どもと本気になってあそべることが第一です。」

「人間のいとなみの最高に美しいものは短命なのです。」

「~教育のなかで一番高等なのは大学教育だというまちがった考えがでてきます。」

「~物を中心にする考え方になれて、人間を考えないようになります。」

「町のなかの道路は、子どもがからだを鍛える場所でありました。」

「おとなの心のものさしを子どもにおしつけることで、人間がつくれると思っている。」

「テレビが日本のことば、むちゃくちゃにしとる。」

「~悪がしこい権力者のかんがえることはおなじだ。誰でもなっとくしそうな目標をきめて、これにむかって努力することが善である、と人民に宣伝する。」

「子どもが、社会のなかで、ひとりだちして生きていけるようにすることが、育児あるいは教育の目的です。」

「~医学の目的は医者自信をいらなくすることにある。」

「医学者の最大の名誉は自分の骨折りによって自分の存在を忘れさせてしまうことである。」

「医学を学ぶのには自然に忠実でなくてはならぬ。」

「~働いても食えるか食えないかという人間は“死ぬまではたらくしか仕方ありません”」

「死はもはや苦痛ではない。死が苦しいのはそれが自然でないからだ。」

「信じるものを裏切ることによって人間は、堕落する。」

「~これ以上人生をわずらわしたくない人間には、自動車は~用のないものだった。」

「収入を多くしようとすれば、注射を多くするしかない。」

「どこへいくのにも車にのるので、からだをきたえるときがない。」

「大隠は市にかくれる~」