疲れ

■疲れ

 今日はいつもとは違う行動になる。剪定の打合せで電車で向かう。南北接続はやはりいい。いつもと違う日は疲れが激しい。

 この後、昼食である。弁当を出していただいたが、これは夕飯にする。昼は、蕎麦である。今日で3玉目で最後になる。おろしそばにする。予定では、蕎麦が無くなったらラーメンであったが、おろしが残っているので、もう一回蕎麦を打つ。

 その間に、ラーメンの汁を作るための準備をする。自分の好みはゴマダレなので、これを作りたい。すりごまを使うレシピが多いが、自分は胡麻をするところから始めることにする。小さいすり鉢、すりこ木を購入して、セカンドオフィスへ向かう。

 ここでも居眠りをしてしまった。やはり疲れている。歩数は1万2千歩なので普通である。この疲れの半分以上は精神的なものだろう。

 昨日見たキリの花が別方向から綺麗に見えた。

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 この木は、女の子が生まれて植えたのではないだろうか。この木の家は空き家のようである。

■「土中環境」(高田宏臣著、建築資料研究者、2020年)を読む。(その1)

「つまりは人間も環境の一部ということです~」

「いのちはどこから来て、どこに行くのか~土から生まれ土に還る」

「~造園工事を終えましたが、その後、裏山はみるみる荒れていきました。」

「現代の建築土木は、崩れることで地形を変えて安定しようとする自然の働きを許容することなく~」

「団粒土壌は、軽くて水はけが良く、なおしっとりとしていて適度な水分を含みます。」

「団粒土壌の空隙を保つための糊のような働きをしているのが、土中の菌糸です。」

「水脈~実際に流れているのは水だけでなく、水に押し出されるように空気も動いています。」

「~母岩の風化とミミズの糞の堆積などによって1cmの土壌生成に100年かかる~」

「~情報や物質を伝達しているのは、土中の菌糸ネットワーク~」

「~それまで木々と共生してきた菌根菌は、その木が土に還るべき時が来ると、樹木内に入り込んで、生気を吸い取り、分解していきます。」

「こうした朽木による森の更新を“マウンド更新”と言います。」

「状態の良かった松林がなぜあれだけのヤブになってしまったのか、そこは今の学者も樹木医もまず説明できないんですよ。」

「~大切なのは、思考することです。」

「劣化は、意識して初めて気付くことです。」