竹の基礎講座

■竹の基礎講座
 昨日は激疲れから眠ることも出来なかったので、家人に栄養ドリンクを頼んだ。そうしたら薬局の人の勧めでタウリン3000mg配合のドリンクを買ってきてくれた。これが、効いたね!あれほど、ダヤかったが即効で元気になってしまった。
 そして、今日は森林ボランティアの森づくり塾の講座を受講することになっている。この塾は3回も終了しているが、今回竹の講座は初めてであったので、スポットで受講した。
 場所はファミリーパークである。

 まずは、講義である。初めて聞く内容もあった。
1.タケは木か草か。
 草と木の違いは形成層の有無ということは理解していたが、そう単純なものでもないらしい。ネットで調べたら、「木本植物(樹木・木本)は地上部が多年生存して来る返し開花・結実し,二次組織は肥大成長する植物と定義される.これに対し草本植物は地上部の生存期間は短く,ふつう一年内に開花・結実して枯死し,二次組織は木化せず,肥大成長しない植物とされる.しかし,実際には木本と草本を明確に区別することはむずかしいこともある.
,...中略...
タケ類やササ類は肥大成長しないが,茎は十分木化していてふつう木本とみなされる.このように木本か草本かは,定義のしかたによっていろいろと異なってくることがわかる.ここでは地上茎の木化の有無を重視して,少なくとも前年枝が木化するものは木本,地上茎が木化しないものは草本とする.」
2.タケ類とササ類の見分け方・・・皮が付いておればササ類
3.モウソウチクの地下茎には空洞がない
4.竹の本質は地下茎にあり、地上に出ている竹は枝のような役割をしている。
5.モウソウチク外来種
6.特定外生物を栽培、運搬、販売、野外に放つと罰則がある。
7.温暖化で平均気温が上昇すると垂直分布が変化する。最悪、ハイマツ帯がなくなる。
 この講座は実習がある。全員で外へでる。目的地へ行きながら自然解説も入る。
 ちなみに、自分の持っている図鑑では、タケ類は樹木の図鑑に載っている。
 これは、キンメイモウソウチク(金明孟宗竹)である。

 実習は竹の状態を確認することである。平たく言えば地下茎の状態を実際確認することである。掘って、掘って、又掘ってと剣スコで穴掘りであった。

 竹の花は長い間咲かないので、地上に出ている竹の幼木は全て地下茎によってできている。4人で長さで5m以上も掘って、その複雑な地下茎の様子を確認し、講評もあった。しかし、疲れたね。自分達はスギの大木の下を選んで日陰であったが、いい運動であった。
 地下茎を観察していると根からタケノコになる芽が出ているのを見つけた。

 4月に竹を伐採した場所であるが、すでに2m以上の竹で覆われていた。
 アカメガシワタラノキヨウシュヤマゴボウなどが沢山出ていた。
 タラノキの大木である。こんな大きな木は初めてであった。

 解説の様子である。

 まだ、完全に疲れが取れたわけではないので今週はゆっくりしようと、今は考えているが・・・・・!