■オンライン研修
昨日の診察で今の体重は危機的水準であり、新しく薬を処方しなければならないと告げられる。こっちとて、座して死するつもりはなく、日々歩くようにしているものの、これまでの経験で1万歩/日程度の歩きでは全く効果がないことが確認できている。もっとも、健康運動指導士によると、1万歩ウオーキングということで、自分の歩きはウオーキングには入らず、どちらかといえば徘徊だそうだ。いいかえれば、歩き方を変えるか、2万歩/日、できれば4時間歩きを実践しなければならないらしい。
あちこちで、強迫観念を植え付けられているので、朝食後近所を歩く。遠くにノイバラが咲いているのが見れた。ここで、反省である。直ぐ外見で判断してしまう。
よく見ると、トゲが下に曲がっていないので、ノイバラではなくアズマイバラのようだ。
帰路に着く。ところが、近くの高校の生徒と先生が道路わきにズラーと並んで、大きな声で「おはようございます!」とがなり立てている。こっちは、朝の静かな散歩中である。どうなんかねえ。
家族の送り迎えをしたら昼である。手打ちラーメンがあり、今日は涼しいので味噌ラーメンに再トライする方針にした。スーパーへ行く。肉が半額なら方針通り味噌ラーメンで半額のがなければザルラーメンと決め入店すると、1パック残っていた。
いままでは、市販の生ラーメンを買っていたので、これだけで100円以上になる。今回から、手製にするので30円ほどになる。野菜も買っておこう。
付け合わせであるが、昨日のタケノコの煮汁が残っているので、厚揚げをコツコツと30分ほど煮込む。
見た目はいつも通りであるが、問題は味である。一口食べて”あっ違う”と思った。不味いではなかったことが幸いである。やはり頭の中は今までの市販品を想像しているようで、それに比べればだいぶ劣る。
しかし、前回と比べれば格段の進歩である。気が付くと全て飲み干していた。自分はラーメンの味の中でも味噌味が好みなので大分食べ歩いた。それから比べてもかなり遠い味になっている。今後、味噌の研究が必要になろうか。もう一食分の肉、野菜があるので明日も同じであるが、一工夫したいね。
夕方、森林インストラククター協会主催のオンライン研修会がある。今回初めて申し込んだが、上手くつながるだろうかと心配していた。
時間になって、配信されたメールに従って実施したが、なかなか良かったね。これまでは、東京まで一泊または日帰りで参加しなければならなかったことを思えば、パジャマ姿で飲み物を飲みながら、ためになる話を聞けたので、今後、全てのオンラインセミナーには参加することにした。
■「出来事」(吉村萬壱著、鳥影者、2019年)を読む。
「煙草は毛細血管を収縮させ、吸い終わる頃に一瞬だけ頭がクラッとした。」
「原稿の直しも厭わない事も、私の信念の一つだ。」
「小粒な仕事を疎かにしてはならないという信念がある。」
「~この人には裏がある。」
「下手だから、手を抜けない。」
「~生活を自分の趣味に応じて自由に組み立てる事が出来た。」
「怯えた人間は相手の事を考える余裕がない~」
「人間、考えられる内に考えておかないと損」
「金を惜しんで脳を惜しまず」
「そもそも、病気を治してまで長生きする理由が見当たらなかった。」
「家の中と外で、菌や浮遊物の数は変わらない。マスクは役に立たない。」
「人間は体を動かさなければ、自分自身の病み付かれた精神の中で窒息してしまうのだ。」
「私は他人を基準にして生きたくないのよ」
「人間を最も野蛮にするのは恐怖の感情です。」
「書く事は既に気晴らしですらない。」